初恋 (木村柾哉) (ページ6)

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『すみません、お待たせしました。』

柾「じゃあ、俺はこれで。ほんとごめんね！古屋さん」

『いえ、ありがとうございました！』

梨「なんで、木村先輩が、ジャグを、？」

『えっと、、体育館の近くの水道に水入れに行ったんですよ、そしたら、、』

西さん？東さんだっけ？に、水をかけられたこと。

木村先輩がお詫びにってジャグを運んでくれたこと。

さっきのこと全部をなんとな〜く説明した。

目の前の木村先輩の破壊力でフワフワしててよく覚えてないけど。

梨「それは、災難だったね、、ごめんね、頼んじゃって、！」

『いえ、先輩は悪くないです。タイミングが色々悪かったというか』

でもそのタイミングのおかげで木村先輩と話せた。

だからオールOK。

『あ、タオル、、』

渡されたタオルを持ったままだった。洗って明日返そう。

「よし、今日はここまで。一年生もお疲れ。ちゃんと休むんだよ」

なんだこの顧問、いいひと。

梨「Aちゃん、お疲れ様。どうだった？今日は」

『お疲れ様です。もう、全身が痛いですけど、、でも、梨花先輩のお陰で楽しめそうです！頑張ります！』

梨「そっか、よかった！」

将「梨花〜帰るよ？」

梨「あ、はーい！じゃあねAちゃん！」

『あ、はい！お疲れ様です！』

あの2人、、付き合ってるな絶対。

京「あの2人、絶対付き合ってるよな」

『え、私も今それ思った。』

京「美男美女ってああいうことを言うんだな、」

え゛、京介も、梨花先輩のこと綺麗って思ってるって事だよね。

京介もそう言う事考えるんだ。なんか不思議。

京「おい、帰るぞ」

『あ、うん。』

京「そういえば、木村先輩？だっけ、喋ったんだね。」

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