初恋 (木村柾哉) (ページ5)

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？「え、知り合い？てか君可愛いね！！」

柾「いや、多分違うけど、、いやその前に謝れ。ナンパするな。」

？「あ、そうだった。ごめんね？目大丈夫？」

『へいき、です。』

木村先輩の隣には金髪の、少し怖いひと。

どうやらこの人が私の顔を濡らした犯人。

暑くてホースを使って水遊びしていたらしい。

柾「君、名前は？」

やば、木村先輩に名前聞かれてる、、体育館で見た時より、何倍も近くて、何倍もかっこいい。

柾「おーい！聞いてる？」

『あ！えっと、Aです。古屋A。」

柾「古屋さんね。一年生だよね？なんで俺のこと知ってるの？」

知ってるも何も、一目惚れしました！なんて言えるわけなくて。

『に、人気なんです。木村先輩。一年女子に。』

？「やっぱり？だって部活動見学とかすごかったもんね〜」

柾「俺目的じゃないでしょ、別に。」

いや、あなた目的です！！！

柾「あ、こいつは洸人。西洸人。俺と同じダンス部」

西「よろしくね〜古屋ちゃん！」

『はい』

西「え、古屋ちゃん冷た！！」

柾「怖がってるから、ほどほどにね。」

いや、そんな場合じゃない。木村先輩にジャグを持たせてるんだ。

『あ、ジャグ、すみません。もらいます。』

柾「こんな重い物女の子に待たせちゃダメだよね、、」

『一応、マネージャーの仕事なので。』

柾「野球部？もしよかったらグラウンドまで持って行くよ」

『いやいや、悪いです！』

柾「水掛けちゃったお詫び。ね？」

『じゃあ、お言葉に甘えて。』

水をかけたのは木村先輩じゃないのに。

西「俺も行こうか？」

『大丈夫です。』

柾「東は練習戻れ。古屋さん行こ、』

木村先輩、優しいんだ。なんだか話しているのも、隣を歩いているのも夢みたいで。胸が高鳴る。

京「あ、A来ました。」

梨「ほんと？って、あれ、隣にいるの木村先輩？」

京「木村先輩って、木村柾哉先輩っすか？」

梨「うん。3年のダンス部の先輩だよ。」

　

なんでAと、その一目惚れした木村って人が一緒にいるの。

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