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『...ちょっと、な、に、』
「いつもその顔」
『へ、』
「木村先輩の話してる時、いっつもその顔する」
どんな顔してるんだろ。
誰かを想ってる顔してるかな、楽しそうな顔してるかな、
いや、
木村先輩の話をする時は、いつも苦しいや。
「もうやだ、Aのその顔見るの」
『やだって、』
「俺にすれば。」
"俺にすれば" にどんな想いが込められているのかなんて
馬鹿な私でもわかる。
でも、京介にはずっと好きな子がいるはず。
『でも、京介好きな人いるって、』
「ここまで言ってなんでわかんないの、」
それって、
「Aのことだけど。」
そして、解放された身体。
「ずっと、中学の頃からずっと好きだった。」
『...、っ、』
この間京介に放ってしまった、
"私の気持ちなんかわからないくせに。"
1番わかっていなかったのは、私だったのかもしれない。
「なんでAが泣くのよ、」
『...、っ、ごめん、ごめん、』
1番傷つけたくないひとを、
知らぬ間に傷つけてしまっていた。
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お・まんじゅう(プロフ) - omnさん» ありがとうございます頑張ります！！ (5月4日 10時) (
レス) id: a4159b80a0 (このIDを非表示/違反報告)
omn(プロフ) - 更新楽しみにしてます (5月4日 1時) (レス) id: 0d5f5a410d (このIDを非表示/違反報告)
ena(プロフ) - 天才？ (4月1日 15時) (レス) @page18 id: 2b2318d199 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：お・まんじゅう | 作成日時：2024年3月24日 11時
