彼女は、、、 (ページ2)

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彼女は② ページ2

ーAsaidー

今日はジェミニストームと雷門中の試合。(北海道)
円堂君たち、、私がいた時から随分変わったよなぁ
メンバーも雰囲気も

グラン『A、円堂君たちが気になるかい？』

いつの間にか後ろに立っていたグランが話しかけてくる。

A『う、うん。気になるけど私はおひさ、、エイリア学園の味方だから！』

グラン『味方、、、、ねぇ、試合を見に行こうよ。』

A『え！いいの！？』

久しぶりの円堂君たちの試合。吹雪君って子を仲間にしたみたいだけど、円堂君たち大丈夫かな？

エイリア学園のサッカーはテレビでしか見たことないけど。正直、サッカーで人を傷つけるやり方は好きじゃない。だから、円堂君たちには勝ってほしいな。。。

ーグランsaidー

目の色を変えて僕を見つめてくる。
Aはみんなから煙たがられてる事もあり、僕らがサッカーをしている所は見たことがない。
後、円堂君たちを見れる事が嬉しいのだろう。

in 白恋中グランド

円堂君と話した後、Aの所に行ったら木の陰で試合前の風景を黙って眺めていた。

A『。。。。。。』

ピー！！

試合開始のホイッスルがなる。円堂君たちはレーゼたちのスピードについてきていた。

A『すごい！』

グラン『だね。円堂君たちの成長には本当に驚くよ。』

A『さすが円堂君だね！』ニコ

コニリと僕に笑いかける。

グラン『だね。』

試合がどんどん進んで行く、Aはどっちのチームが不利になっても優勢になっても反応していた。
そして、試合は終わりジェミニストームが負けた。負けたら彼らは“追放”される。

レーゼ『デザーム様！？！』

彼らが追放される様子を見てAは言葉を失っていた。

グラン『これが僕らのサッカー。Aはついてこれる？』

A『、、、、、、、、、可笑しいと思う。緑川君たちだって頑張ったのに。』

グラン『でも、これが僕らのサッカーだよ？』

A『。。。。。』

黙り込みなにかを考えていた。

A『じゃあ、緑川君たちはどうなるの？』

グラン『さぁね。君は知らなくていいんだよ。』

怒ってるような寂しがってるような微妙な顔をしていた。
君は知らなくていいんだよ。君はまだ、純粋なんだから。

A『もう、帰ろう。。。』

グラン『うん。』

帰った瞬間Aは自分の部屋に向かった。
鼻をすするような音がする。
少し胸が締め付けられるけど、Aは知らなくていい事だからこれでいいんだ。。。