56話 ページ6
『ジョ、、ジョングクさん……く、くるしい…です』
ジョングクさんのどんどん強まる力と
自分に起きている、今のこの状況に混乱してる気持ちに
本当に苦しくなってそう呟けば
JK「あ!…ご、ごめん!!」
そう言って離された身体
緊張感から解放されたせいか、力が抜けてその場に座り込んでしまった
JK「え?……え!! うそっごめん!…だ、大丈夫!?」
心配そうに私を覗き込む瞳…
逆に申し訳なくなって、差し出された手を掴んでゆっくり立ち上がった
『すみません…大丈夫です^^なんだかびっくりしちゃって』
JK「ホントごめん……嬉しくてつい…力はいっちゃった」
そう言って照れるように笑うジョングクさん
嬉しくて……
なんで、、私に対してそんな風に思うんだろ…
JK「…今から、、少し話せる?」
『…私は大丈夫ですけど……ジョングクさんは忙しくないんですか?』
JK「うん、今なら大丈夫で…と言うより今しか時間なくて…座って話そ?」
『…はい』
そのままソファーに促されて
少しだけ離れて…隣同士に座った
話し…ってなんだろう…
って身構えてみたけれど、、
ジョングクさんは…何も話さず黙ったままで。
まだ解けてない緊張感…
シーンと静まる部屋の中で、どれだけ時間が経ったのか…
きっとほんの数分なんだろうけど…
凄く長く感じてしまってる
JK「…はぁー……」
大きなため息ひとつ。
JK「……ごめん、、緊張しちゃって」
そう言いながら髪をガシガシとかき上げる
JK「はぁーっっ」
って、また
さっきよりも大きなため息を吐いたから
なんだか、その一連の動きが可笑しくって
『ふふっ』
って思わず笑ってしまった
169人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ほのか | 作成日時:2021年6月25日 18時