コイシヨウ (ページ8)

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康二side

ｵｰﾅｰ「あら、こんばんは」

康二『こんばんはー』

顔馴染みの常連さんみたいな感じになってきてる俺

「あら、こんばんは…」

！！！

『あ…』

やばっ！

Aさんおるやん！

康二『こんばんは…』

やば、緊張してきた…

「なかなか会えませんでしたね。
ワタシもほとんど毎日来てたんですけど」

康二『そうっすね。
あ、でも、遅い時間しか来れへんかったんで』

ｵｰﾅｰ「よかったわ。
最終日に来て頂いて。ちょうどAさんにお渡し
するところだったんですよ。」

って、えっ！

あのひらひらのはAさん買ってたんかい！

Aさんは作品引き取りに来てたみたいで

ｵｰﾅｰ「このままアトリエに行くの？」

「はい。直ぐに飾りたいんで！」

康二『え？え？
なんすかアトリエって？』

全く話がわからん

ｵｰﾅｰ「Aさんね、近くにアトリエがあるんですよ。作家さんなの。」

康二『そーなんすか。
って、何の作家さん？』

「キャンドル作ってるんです」

聞けば、キャンドル作家さんで
教えたりもしてるって

康二『へー
あ、俺キャンプとか行く時にランプもやけど
キャンドルも持ってったりしてますよ。』

照兄と一緒にキャンプ行った時に
香りがあって虫除けにもなるし何かエモいって
教えて貰ってからから使ってる

「そうなんですね。
嬉しいなぁ…
是非キャンドルの良さ広めてください！」

その後もお店閉まるまでAさんとおしゃべりが尽きなくて
話したの二回目って感じないくらいだった