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康二side
あれから時間を見つけては
あのお店に行ってる
オーナーさんからは
買えなかったやつを名残惜しくて通ってるって
思われてるみたいで
「気に入って頂けたのは
とても嬉しいんですけど、何だか申し訳ないわ」
めっちゃ恐縮してる
まぁ、確かにお店もステキだし
オーナーさんと話すのも楽しいんだけど
『また！』
と挨拶した日からキレイなお姉さんに会ってない
何となく
お姉さん目当てって思われるのもやだし
オーナーさんにも聞けない
だんだん作品より
またお姉さんに会いたくて通ってるみたいなもん
ｵｰﾅｰ「あっ、そうそう
Aさんにも康二さん来てくれてるって
お話ししたんですよ」
康二『Aさん？』
ｵｰﾅｰ「あら、購入頂いたときにいた子ですよ」
そーいえば、お姉さんの名前も知らんかった事に
今さら気付く…
康二「Aさん来てるんすか？」
ｵｰﾅｰ「ええ、ほぼ毎日のように顔だしてますよ」
はっっ？？
俺一回も会ってないのに？
どんだけすれ違いなんよ！
聞けば、仕事もしてるから
オープンして直ぐに来てるって言うじゃないの！
そりゃあー会えない訳だよね
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作者名：のぐち★ | 作成日時：2023年7月12日 0時
