お前ら日常コントの神か【Fischer's】 (ページ5)

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Re:ほしいものその3 ページ5

『なんかこの組み合わせ珍しい』

マサイ「唐突だな」

どうも、茜です。今日はマサイ宅でスマブラしています。

が。

皆これどう思う？私、マサイ、ぺけ、ダーマという世にも奇妙なメンツ。

少なくとも私はかつてこれほどまでにありそうでない組み合わせは見たことない。

ぺけたん「もう2時間もこのメンバーでいるのに今更すぎるw」

『いやまあそうなんだけどさぁ、この4人の接点って細いことくらいじゃない？』

ダーマ「お前は細くない」

『殺すぞ。つかお前の方が太いだろ』

ダーマ「俺のは筋肉だから」

『嘘つけw』

冗談めかして会話を続けるも、特に思いつく共通点はない。まあ無理に探さなくてもいいんだけどね。

私とダーマは眼鏡同盟組んでるし、マサイとぺけは細いし、愛してるゲームやってたのもこいつらだな。

...あ、まだちょうどこいつらには愛が欲しいって言ってないや。言わなきゃ(もはや義務)

『ねー愛が欲しい』

マサイ「...はっ？」

ぺけたん「ん？アイス？」

ダーマ「いきなりだな｣

『アイスじゃないよ、愛だよ愛』

ぺけたん「あっ、なんだ聞き間違えてなかった！」

ダーマ「...もうやらんぞ」

マサイ「...愛が欲しい、ねぇ...。お前それ全員に言ったろ。シルクたちにあんなことやこんなことされちゃったのに、懲りねぇなぁ？｣

え、なんかマサイのSスイッチ入った？目が怖いですよ...？

歌い手とツンデレの反応を見習おうかマサイ。

つかその言い方だと私が欲しがりみたいじゃん。なんか癪に障る！！

『...っていうか何故そのことをご存知で？』

マサイ「シルクから聞いた」

『...あいつ潰す』

ぺけたん「え、シルクたちにも同じこと言ったの？」

『うむ、ザカもいたな』

ぺけたん「なんか...いろいろ大変そう」

次の日戦闘不能だったからね。ヤバかったよいろいろ。

ダーマ「何、お前は愛されてぇの？」

『いや言ってみただけだけど』

ダーマ「何なんだお前」

ダーマの冷ややかな視線が痛い。

ダーマ「...てめぇは少し男への認識が甘い。愛をもらうっつーのは簡単に言やぁこういうことだぞ」

そう言うとダーマはおもむろに私を押し倒した。...ダーマぁあああ！？

後ろの2人の顔よ...。

『あ、あの...』

ダーマ「...ふん、分かったらせいぜい気をつけろよな」

そう言って私の上から退くダーマ。

私は呆気に取られてしばらく動くことが出来なかった。

私はもう軽々しく愛が欲しいなんて言わないと誓うのだった。