心霊スポットその2 ページ21
車を走らせること15分。来た道を戻り、大通りに出た辺りで2人が大きなため息をついた。
シルク「はぁああ〜...マージでビビった...」
ぺけたん「ほんと〜...」
『何があったん』
ンダホ「ま、まさか幽霊出ちゃった...?」
シルク「幽霊じゃなかったんだけど、出たね」
『尿が?』
シルク「ちびってねぇよ!!幽霊じゃなかったけどさ、出たよなぺけたん」
ぺけたん「出た出た。俺初めて野生の本物見たかもしんない!」
『や、野生?なに、動物?』
シルク「うん。イノシシwww」
『...イノシシ?』
え、何かと思ったらイノシシ?確かに山にイノシシいて普通だけども、...え?(困惑)
ンダホ「幽霊じゃなかったのかー!良かったぁ...」
シルク「いや良くねぇよ。追いかけられたんだから」
ぺけたん「そうそう!群れで突進してくるんだもんびっくりしちゃったよ」
『んで、踏み切りはあったの?』
肝心なのはそこだからね、メインよメイン。
シルク「おう。少し開けた場所にあって、特になんもないただの踏み切りだったぜ」
ぺけたん「そこの少し先に鉄橋みたいのが見えてて、近づいたらいっぱいイノシシ出てきて追いかけられちゃったのw」
『縄張りにでもしてたんでしょ』
ンダホ「もう、なんか遅いしすっごい心配したんだからね!」
シルク「え、もうそんなに時間経ってた?...あ、ホントだ」
ぺけたん「え?ホントだぁ...ていうかシルクさ」
なんかぺけたんが急に真面目になった。どしたどした。
シルク「ん?どした?」
ぺけたん「いや...今思ったんだけど、俺達踏み切り見つけた先に鉄橋見つけて、んで来た道を戻ってきたわけだけどさ」
シルク「おう、それがなん...あ、え?」
ぺけたん「帰り道...踏み切りあった...?俺が逃げるのに必死で覚えてないだけかもしれないんだけど...」
ぺけの言葉に車内が一気に静かになる。イノシシが出てくるってことは生き物はいたんだろうけど...。
シルク「...確かに、俺も見てない。そう、そうだ、道なりに歩いてきて、帰りも同じ道通ったのに、踏み切りなかった...!!」
ンダホ「ま、待ってそれ大丈夫なの?」
ぺけたん「わ、分かんない...けど、それじゃ、あれっておばけ踏み切り...?」
『え、怖い怖い怖い怖い』
それじゃモロ怪奇現象じゃん!!
シルク「後でみんなでお祓い行こ!」
「「『お、おうよ!』」」
こうして割と怖かったため、みんな大人しくお祓いに行くことになりましたとさ。...呪われてないことを祈る。
229人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Alice:A(プロフ) - まなかさん» おっけおっけ!ドキドキ感頑張って出していくぜw (2018年1月4日 14時) (レス) id: 845c913a78 (このIDを非表示/違反報告)
まなか - ↓キュンっていうより、ドキドキだね! (2018年1月4日 13時) (レス) id: d753ca05a1 (このIDを非表示/違反報告)
まなか - Alice:Aさん» パッと思いついたぁ!((お前じゃねーよ クリスマスのやつみたく、誰かキュンとさせられるか、ってのをポッキーゲームで書いてほしい! (2018年1月4日 13時) (レス) id: d753ca05a1 (このIDを非表示/違反報告)
Alice:A(プロフ) - りんごおさん» 全然焦らなくていいよwぱっと思いついた時で構わんからねヽ(*´∀`)ノ (2018年1月4日 11時) (レス) id: 845c913a78 (このIDを非表示/違反報告)
Alice:A(プロフ) - まなかさん» わかる。凝り固まった体をほぐしてもらいたいw (2018年1月4日 11時) (レス) id: 845c913a78 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:Alice:A | 作成日時:2017年11月20日 20時