超口が悪くてツンデレでモトキが好きなシルクの妹はみんなから愛されています。2【Fischer's】

自分へのエール回ってことで ページ29

※人間の闇部分発動。




簡単に口にできることじゃないし行動に移す奴は滅多にいない、しかしほとんどの人間一度は思うであろう感情。




それは即ち「死にたい」である。


画面の前のお前だって思ったことくらいあるだろ？


「死にたい」

「生きてても仕方がない」

「こんな自分なんて」


自分を他人と比較し、劣等感を持ち、自らを卑下して自己否定に入る。

それはある種全うな感情である。と私は思う。


本気にせよ本気ではないにせよ、ほぼ確実に全ての人間が抱く感情だからだ。



いきなりなんだお前と言われれば何も言い返せないのだが、まぁ要するに、


今私がその状態。


いや週5くらいで考えてるっちゃ考えてるんだが、未だに何一つ実行に移していない。




こんな風になったのはいつからだっけな...と、布団でごろごろしながら考えるが、それは無駄なことでしかない。

答えはとうの昔に出ているわけだから。


こうなったのは確実に私が中3の時の「ある事件」が原因である。








...この小説な、分かる人には分かるかもしれんけどちょこちょこ伏線があんだよ(メタい)

まーなんも気にせずにさらっと読んでても気付くんじゃね？ってレベルだからわざわざ読み返さんでもいい。

悪ぃな、いろいろ話が飛んじまって。



で、その「ある事件」のことなんだが...




モ「A〜？ご飯出来たよ〜」

『あいよー』




...悪ぃ、モトキママからご飯だって呼ばれちまったからこの噺はまた今度。




...え？なんで急にこんな重暗い噺持ち出したかって？


そうだなぁ...。理由は特にねぇかな。強いていうなら自分がちょっと病みがちになってるってだけ。

別に死ぬことを助長してるわけじゃない。「死ぬ勇気」は裏を返せば「人生からの逃げ」だと思うから。



言っておくがこれはあくまで私の考え方だし、悩みや抱えてるものは人それぞれだから、違うと思った奴は無視していい。


闇回っつーことにでもしとけ。






モ「ねーA〜ご飯冷め...ってあれ？動画撮ってたの？」


あ、だらだらしてたからもっきゅん来ちまった。


『そ。疲れた時に見るために撮ってる』

モ「なるほど〜じゃあ俺も。


無理はしないで。難しいかもしれないけど、自分を認めてあげることも大事。少しずつ進んだらいいよ」

『ん、さんきゅ。じゃ、またな』



立ち止まってみてもいい。


振り返ってもいい。





私はそっと録画を止めた。



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伏線でありエール回。

今更ながら学校での様子をご紹介→←少しは期待してもいいよね

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