シスコンすぎて恐怖しかない ページ19
兄クロード。
それは、私たち兄妹の中で頂点に立つ存在。
1回の蹴りで蛍光灯を割ることが出来る人間。
いや、あれはもう人間ではない。野獣だ。...あ、これ上の兄に言うなよ。
そんなバケモノ兄ちゃんが、来た。
シ「兄貴、何しに来たんだよ」
兄ク「あ？何ってAを補給しに来たに決まってんだろ」
シ「補給って...」
兄ク「言ってる意味分かるか？Aを抱きしめて押し倒してキスをして【自主規制】して俺だけのものにして...」
シ「ちょ、待て待て兄貴後半のそれは補給とは言わねぇし、んなこと言うなAが汚れる！」
兄ク「誰かに汚されるのは許さねぇけど、俺自身が汚すのは悪くねぇ」
...さっきからこんな会話ばっかりだ。これを延々と聞かされる妹の身にもなってもらいたい。
まぁ要約すると、私に会いに来た...ってことでいいはず。多分。
兄ク「そもそもいいか？俺は今まで動画や写真や通話だけで毎日を乗り切ってたんだぞ？チビ、お前にそれが出来るか」
シ「うっ...そう言われると何も返せねぇ...俺はAに毎日会わねぇとやってけねー...」
兄ク「だろ。だったら今日くらい俺にAを独占させてくれたっていいじゃねぇか。つかさせろ」
おぅ、上の兄眼力が強いぜ...。怖ぇ...。
兄ク「ほら、俺の膝の上来い」
『やだけど』
兄ク「いいから来い」
『はい』
怖ぇ。無理。威圧感に負けた。
膝の上に乗ると、ふわっと優しく包み込まれる。...下の兄の顔がすげぇ、般若みたいな感じになってる。
兄ク「あー落ち着く...A、やっぱお前は可愛いな」
『別に可愛くねぇ』
兄ク「照れんなよw...あ、そうだ、聞こうと思ってたことがあるんだけど」
途端に真面目な口調になる上の兄。
兄ク「お前...好きな奴、出来た？」
『...は？』
相当真剣な内容なのかと思いきや、まさかの恋バナ。拍子抜けというか...うん、上の兄は結構こういう感じだったわ(※A限定で)
兄ク「だから、好きな奴出来たのかって。まぁもしいたらそいつ殺ってくるけど」
『なにそれ怖すぎ』
兄ク「だって俺のもんだし」
『いや私ものじゃねぇし』
兄ク「じゃあ俺の嫁として」
『兄妹じゃ結婚出来ねぇよ』
あれ、なんかデジャブ...。下の兄にも同じようなこと言ったことある気がする。
つか純粋に上の兄が怖ぇ。
兄ク「俺は諦めねぇからな」
『いや、さっさと諦めろよ』
そんなことを話し、結局5時間居座って帰ってった。
あれ近々また来るな。
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サファイア - 頑張って下さい！！楽しみにしてるのじぇ！ (2019年7月17日 21時) (
レス) id: 7f764d15c5 (このIDを非表示/違反報告)
Alice:A(プロフ) - 皆さん、ご心配(？)おかけしました。なんとか無事上手いことやれたので、これからも頑張っていきます((｡´･ω･)｡´_ _))ﾍﾟｺﾘﾝ (2019年4月13日 23時) (レス) id: 4925002279 (このIDを非表示/違反報告)
霜月(プロフ) - 主さんおかえりなさいです！ゆっくりで良いので、更新待ってます！ (2019年3月11日 0時) (レス) id: 6f905307eb (このIDを非表示/違反報告)
へ - 待っとるでえ頑張りいや (2018年10月15日 5時) (レス) id: 928cad3ace (このIDを非表示/違反報告)
優(プロフ) - 待ってます！待ってます！待ってます！(大事な事なので3回言いました) (2018年10月12日 0時) (レス) id: 078ced3cef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Alice:A | 作成日時：2018年3月14日 22時
