俺だけの妹...ってわけには ページ9
シルクSide
シ「...よし、OK。お疲れー」
モ「お疲れ様〜」
マ「片付けしちゃおう」
ン「うわ、もう10時半。どうりでお腹減るわけだー」
動画が取り終わった。
ビデオの電源を切ると、SDカードをPCに移し早速編集作業に入る。
マサイとモトキは片付け、ンダホはコンビニに買い出しに行くようだ。
ン「皆夜何がいいー?買ってくるから言ってってー」
ンダホがスマホにメモをし始める。
うーん...Aは調子悪いから夕飯作れねーだろうし...いや、この時間じゃどっちにしろキツいか。
少し考えた結果、Aの分も買ってきてもらうことにした。
シ「んじゃ俺クリームパスタで。一応Aの分、カルピスとサンドイッチ頼むわ。具は商品棚にあったやつでいいから」
ン「はーい、じゃあ行ってきまーす」
ンダホが買い出しに外へ行ってから程なくして、マサイが俺に訊ねてきた。
マ「なぁ、A遅くね?」
モ「ね。終わったらリビング来るって言ってたけど来なくない?」
確かにちょっと遅いか。
シ「そうだな...ちょっと様子見てくる」
そう言ってイヤホンを外し、立ち上がりかけた時。
『ん〜...ねてたぁ...』
Aがのそのそと寝室から出てきた。
そしてそのまま俺に抱きついてきた。
...抱きついてきた??んー???
シ「っておいA?どうした?」
『んーん...』
寝ぼけてるのか?
いや、これは寝ぼけてるだけじゃないな。
シ「どしたの、寂しかったの?」
『んー...』
シ「はいはい、寂しかったのな。ソファ座ろ」
『すわるー...』
ソファに誘導すると、大人しく座るA。
そしてぎゅうっと抱きしめながら頭をすりすりしてきた。
やめてくれ、可愛すぎて死ぬ。
シ「抱っこするか?」
『ん...だっこ...』
シ「よしよし、おいで」
んしょ、っと抱き上げると俺の首に腕を巻き付けてきた。
何なのこいつ、可愛すぎるんだけど?ねぇ、どーゆーことよ??
『あーにき、いーにおいする〜...』
はい、昇天。
ダメです、こんな可愛い子誰にもあげません。簡単に嫁になんて出せねぇよ!!?
シ「あーお前は俺だけの妹だよ〜ほんっと可愛いなぁもぉおおお」
マ「...シールークーくーん?」
モ「なーにいつの間にイチャついてるのかな〜?」
シ「あ」
マサイとモトキの声にキッチンの方を振り向くと、青筋立ててイラついている2人と目が合った。
なんかどす黒いオーラが出てた。
...俺から見てもMコンビは怖かった。
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サファイア - 頑張って下さい!!楽しみにしてるのじぇ! (2019年7月17日 21時) (レス) id: 7f764d15c5 (このIDを非表示/違反報告)
Alice:A(プロフ) - 皆さん、ご心配(?)おかけしました。なんとか無事上手いことやれたので、これからも頑張っていきます((。´・ω・)。´_ _))ペコリン (2019年4月13日 23時) (レス) id: 4925002279 (このIDを非表示/違反報告)
霜月(プロフ) - 主さんおかえりなさいです!ゆっくりで良いので、更新待ってます! (2019年3月11日 0時) (レス) id: 6f905307eb (このIDを非表示/違反報告)
へ - 待っとるでえ頑張りいや (2018年10月15日 5時) (レス) id: 928cad3ace (このIDを非表示/違反報告)
優(プロフ) - 待ってます!待ってます!待ってます!(大事な事なので3回言いました) (2018年10月12日 0時) (レス) id: 078ced3cef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Alice:A | 作成日時:2018年3月14日 22時