嘘をつくことの苦しさ ページ6
勝負の結果。
ダ「オーマイガッ！！！」
『よっしゃ』
モ「あそこでボムへいはダメでしょ〜」
見事、私の勝利。
ダーマが勝つだろうと予測していたそこのお前、甘いな。世界はそんな単純じゃねぇぞ(※勝ってハイになっています)
ダ「くっそ、なんで俺がお前なんかに負けるんだよコノヤロー」
『負け犬の遠吠えだ』
ダ「よーしもう一戦だカップを選べ」
モ「その前に命令があるでしょw」
『そうだそうだ』
負けて悔しそうな上に、すごく嫌そうな顔だ。ダーマ、負けず嫌いだもんな。
『んじゃ命令ー。
ゲームで熱くなっちまったしコンビニ行ってハーゲンダッツ4つ買ってこい。お金はやるから』
ダ「ハーゲンダッツ高ぇよ！って言おうとしたらお前の金でかよwでもさすがに社会人が学生の金でハーゲンダッツ買うのは心痛ぇから俺の金で買ってくるわ」
『とか言ってー？』
ダ「後でシルクに請求する」
『だと思った』
真顔で親指を立てるダーマ。
こいつがイイ感じorまともなこと言う時には80%裏がある。今みたいに。
『フレーバーはダーマに任せる。いってら』
ダ「光の速さで行ってくる」
『はいはい、はよ行けや』
ガチャン、と音がしてドアが閉まる。
ダーマが出ていくと、途端に静かになる室内。
...そういえばもっきゅんと今日あんま会話してないな。なんか気まずいぞこれ...。
モ「...Aサン？」
『な、なに？』
急に名前を呼ばれたため、少しキョドってしまった。確実に肩ビクってした。
モ「ダーマばっかりでちょっと寂しいんですケド。全然目も合わせてくれないしあんまり喋ってくれないし。俺なんかした？」
寂しそうな目を向けられ、言葉に詰まる。
違う、別にそういうわけじゃねぇんだ。でもなぁ...。
『いや、えと、そういうわけじゃ...』
モ「もしかして、...やっぱり女の子の日、とか？」
『ま、まだなんだけど、近いみたいでちょっとここ2日くらい安定してなくて...』
申し訳ないとは思ったが、もっきゅんの気遣いを盾にさせてもらった。咄嗟についた嘘にしては中々リアルじゃないだろうか。
モ「...そうだったんだ。ごめん、勘違いして。大丈夫？来ると辛いもんね、無理しないでね」
優しく頭を撫でられる。
嘘をついたことへの罪悪感はあったが、今はこれしかなかった。
まだ、言うべきじゃない。言えるタイミングじゃない。
だから、ごめん。
私たちは黙ってダーマの帰りを待つことにした。
ーーー
オチムズい。
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サファイア - 頑張って下さい！！楽しみにしてるのじぇ！ (2019年7月17日 21時) (
レス) id: 7f764d15c5 (このIDを非表示/違反報告)
Alice:A(プロフ) - 皆さん、ご心配(？)おかけしました。なんとか無事上手いことやれたので、これからも頑張っていきます((｡´･ω･)｡´_ _))ﾍﾟｺﾘﾝ (2019年4月13日 23時) (レス) id: 4925002279 (このIDを非表示/違反報告)
霜月(プロフ) - 主さんおかえりなさいです！ゆっくりで良いので、更新待ってます！ (2019年3月11日 0時) (レス) id: 6f905307eb (このIDを非表示/違反報告)
へ - 待っとるでえ頑張りいや (2018年10月15日 5時) (レス) id: 928cad3ace (このIDを非表示/違反報告)
優(プロフ) - 待ってます！待ってます！待ってます！(大事な事なので3回言いました) (2018年10月12日 0時) (レス) id: 078ced3cef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Alice:A | 作成日時：2018年3月14日 22時
