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マンションに着くと野薔薇と恵が待っていた
「おっっそい!」
「ごめんって釘崎!」
「別に待てと言った覚えはない」
「腹立つわねー!」
「伏黒恵、貴様も待っていたのか」
「……虎杖がAさんを連れて帰るって連絡来たからな。」
『えー!待っててくれたんだ!嬉しい、ありがとう』
「当たり前よ!ほら疲れたでしょ、部屋に入りましょう」
「いや、俺らの部屋だけどね」
「虎杖は黙ってて」
「虎杖悪ぃな、邪魔する」
「伏黒恵はいつでも歓迎する」
「アンタ本当に好きね、伏黒の事」
「伏黒恵は良いぞ、俺の期待を裏切らん」
「いや、なんかもうやめてくれ」
『ふふ、いいね…こーゆーの!仲良しって感じ』
クスクスと笑えばみんな笑顔で私を見ていた
「はぁー、やっぱりAさん可愛すぎ。
私と暮らさない?」
「いや、俺と住みませんか?」
「貴様達には渡さん。Aは俺と暮らす。」
「宿儺はAさん大好きだもんな〜」
「悠仁、黙っておれ。」
『みんな熱烈だね、たまに泊まりに行くよ!』
「今の録音したからね!絶対泊まりに来なさいよ!」
「俺の所にも来てくださいね」
『いつの間に録音したの〜』
和気あいあいとしていた
「因みに、晩ご飯は仕事じゃない限りこのメンツで食べてるから!」
続けて悠仁はこれからはAさんも一緒だよー、と笑う
『いいね、毎日楽しそう!』
これからの生活を考えて少し気持ちが軽くなった
(貴方じゃない人との時間)
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作者名:アリス | 作成日時:2021年3月1日 18時