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Aが事務所から出て行ったのを確認して座り込む五条
「はぁーーー、まじやらかした」
「悟、本当に浮気したのかい?」
「……理由はあるの?」
昔の様に口が悪くなっている五条を見て2人は本当に参っているのだと考える
「なんか俺の事好きだったらしくて…
ご飯だけでも行きてぇっつーから、いつもなら断るけど最近Aと喧嘩ばっかりで飯ぐらいならって
腕組んできた時も喧嘩の事ばっか考えてて、こんな風に好意をむき出してくる奴にちょっと良い気分になってそのままにしてた
んで、帰り際にキス強請られて酒も入ってたし軽くならいっかって……
だぁぁぁぁぁ、俺マジで何考えてんの?
死にてぇ……」
それを聞いて心底この五条悟は馬鹿だと2人は思った
「それは悟が悪いし、彼女はこうなる事を狙ってただろうね」
「本物のクズに成り下がったわね。
……でどうするつもり?そのアイドルSNSでアンタと付き合うって匂わせてるわよ」
「はぁ?マジで無理なんだけど。俺Aじゃないと無理だし」
「それが分かってて何でこんな愚かな事をしたんだ。」
「とりあえずAとは適切な距離で頼むよ。
あんな強がってたけど……」
そう言って口を噤む硝子
「……分かってるよ。」
「じゃあ人気モデル五条悟としてしっかり働けよ」
「頑張れ、悟」
そう言って傑と硝子は背中をバシッと叩く
ーコンコンー
「五条さん撮影行きますよ。」
「恵〜、行こっか!」
そう言って恵に抱きつく五条
「……五条さんウザイです。」
「えー、恵ひどーい!」
「……本当に馬鹿ですね。」
実は全部聞いていた恵くんでした
(君を裏切ってしまった)
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作者名:アリス | 作成日時:2021年3月1日 18時