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作戦当日
『今日みんなでお鍋するんだよね?
私仕事お休みだから材料とか買っとこうか?』
「いやいや、そんなのいーって!」
『でも、悠仁仕事でしょ?』
「俺、鍋の時は絶対自分で買い物行きたいんだ!?」
俺は何を言っているんだ
『そ、そう?そこまで言うなら…
代わりに何かする事ある?』
「大丈夫!何もしなくていいよ!」
『うーん、、、』
しぶっている私を見て宿儺が話しかけてきた
「なら最高に粧し込んでおけ」
『ん!?粧し込む!?』
「いいから言う通りにしておけ」
『鍋するだけなのに!?』
「お前の意見は聞いておらん」
『暴君だ…』
「この間買っていた服を着てろ」
『この間……あ!野薔薇と買いに行ったワンピース?』
「あぁ、しっかり着飾っておれ」
『??分かった……』
何故そんな事を言うのか分からないがそれ以上は聞くな、とオーラを出す宿儺
「じゃあAさん楽しみにしててね!」
『はーい、2人ともお仕事頑張ってね〜』
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宿儺に言われた通りにする為まずシャワーを浴びる
そして髪を乾かし化粧をする
いつもは少しキリッとした感じだがワンピースに合わせて、優しい色を使いふんわりと仕上げる
髪はアイロンで真っ直ぐにしてサラサラに仕上げる
そして彼の瞳と同じ淡いブルーのワンピースを身につけ白のタイツも合わせる
改めて見ると本当に似合っているのか…
身長が高く可愛らしい顔をしていない自分にこんな服装似合うのか。
モデルの時はパンツスタイルが多いからその流れで普段もパンツスタイルだ
ただ彼と同じだったから。そんな理由で買い身につけている
本当に未練がましくて笑える
どうして宿儺がこの服を指定したのか分からない
とりあえず夕方まで部屋の片付けでもしとこう
(私とは正反対の淡い色)
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作者名:アリス | 作成日時:2021年3月1日 18時