どうも、死んじゃった人です。2【呪術廻戦】 (ページ9)

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パシられたって挫けねぇページ9

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Aside

私たちが入学してから、もう一周間が経とうとしている。

…うん。経とうとしているのだが……

五条「おい、お前、自販機でコーヒーかって来い。」

五条家のお坊ちゃま、五条悟に、

五条「…あっ、勿論甘いやつな。」

A「…ハイ、イッテマイリマス。」

全力でパシられています。

は？

って思ったでしょ？そこの君ぃ

そんな、は？って言いたいのはこっちのほうだっつーの。

二日目、くらいまではまぁだよかったんだけどね。

三日目くらいから段々とエスカレートよ。

ちゃんとその分のお金渡してくれるのはいいけどさ。

苦いのとか辛いのとかはダメで

甘いやつしか飲めないところは可愛いと思うけどさ？？けどさ？？？

パシることはないでしょう。

自分で行けやお坊ちゃま。

お坊ちゃまだからですか？

お坊ちゃまだからなんでもかんでも他人にやらせちゃうんですか？そうなんですかぁ？

そんな彼へ心の中で愚痴を言いながら私は自販機へと向かう。

家入「おっ、今日もパシられてる。」

夏油「ホントだ。」

A「あっ、夏油、家入…」

自販機の前には夏油と家入がいた。

家入「ははっ、今にも助けてくださいって言いたげなその目、超うける。」

家入さん、アンタそんな奴だったか？

夏油「まあまあ、…で、今日は何を？」

A「コーヒーだわクソがぁ。しかも甘いやつだわクソがぁ。」

家入「ふっ、」

夏油「ははっ、ハイハイ。」

そう言って夏油は自販機のボタンをぽちりと押した。

A「…って、あ！それ夏油の金じゃん！」

一応私五条さん(なんとなく立場上さん付けにした)に渡してもらったお金持ってるよ？

夏油「いいんだ。それにこれはAの分。悟の分はそのお金で買うといい。」

A「え…」

イケメンかよ、こいつ。

ただの前髪野郎だと思ってたけど、結構いい奴じゃねぇかクソが！

夏油「前髪野郎は余計だけど、ありがとうね。」

A「あっ、私口に出てた？」

夏油「うん。ばっちりね。」

A「マジかぁ。」

家入「ちょっとそこのお二人さん、私を一人空気にしないでいただけます？」

あっ、そうだ。家入いたんだった。

…あっ、いや、別に家入を忘れていたってわけじゃないからね？

A「ごめんごめん。あっ、そうだ！これから同期でファミレスやらで食べようぜ！」

夏油「おっ、いいね。」

家入「行こ―」

五条「…俺だけ仲間外れかよ。」

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