特殊な世界 ページ16
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和也「岡田さんにさっき青木さんがブースにいるって言われたんで」
A「あ、すみませんわざわざ！本日はありがとうございました」
そう言ってお辞儀をする。
和也「新人なの？」
A「え？いえ、4年目です。一週間前にこの部署に異動になったばかりで」
あぁだからか、と二宮さんが納得した素振りを見せる。
和也「あなた終始ソワソワしてた(笑)」
A「えっっ」
うわ恥ずかしい伝わってたんだ……
A「す、すみません落ち着かなくて…」
和也「いや、俺らみたいな仕事とは違う大変さがそっちにはあるし。異動してきたばかりで慣れないことも多いんでしょ」
A「はい…。至らないところがたくさんあったかと思いますが…」
…優しい人だなぁ二宮さん。
こうやってふつうに話せてることが不思議でしょうがないけど、居心地のいい人だなと思った。
大物のはずなのにそんな態度微塵も見せてこなくて、こんなにラフに話してくれる人だったなんて。
和也「今までどこの場所にいたの？」
A「マーケティング部です」
和也「うわ難しそう」
A「そうですね…大変ですけど楽しかったですよ」
和也「今の部署は？」
A「楽しいです。まだ勝手が掴めてないんですけど…体験したことないことばかりで刺激になりました」
和也「ふーん」
ちょ、ふーんて。
和也「楽しいんならよかったです」
A「え？」
和也「特殊な世界だと思わない？テレビって」
特殊な世界…か。
二宮さんはその特殊だというこの世界で、あんなに楽しそうに仕事をする。
A「でも好きですよね？この仕事」
私の言葉に、二宮さんがじっと見つめてくる。
和也「好きだよ？」
……
告白の意味の"好き"ではないのに、この人が口にする"好き"はどうしてこんなに色を持つのだろう。
勝手にドギマギしている自分がバカみたいだ。
A「それが伝わってくる仕事の仕方をする二宮さんは素敵だと思います。一緒にお仕事させて頂いてとても楽しかったです」
和也「終わらせようとしてんの？」
A「はい？」
和也「スマホ出して」
A「へ」
和也「聞こえなかった？スマホ出してって言ったの」
スマホ！？
A「え、え、え、なんでですか」
和也「なんでって」
この人は…
和也「連絡先知りたいから？」
一体何考えてるの……！？
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るみ(プロフ) - アリサさん» すぐに対応してくださってありがとうございます！こちらこそよろしくお願いします！！ (2017年8月5日 10時) (
レス) id: cdc5f762f7 (このIDを非表示/違反報告)
アリサ(プロフ) - るみさん» るみさんご指摘ありがとうございます(；ω；)！すぐに修正させていただきました。これからは疑問に思われることがないよう進めていきますのでよろしくお願いします…！ (2017年8月5日 10時) (レス) id: 2037863eb8 (このIDを非表示/違反報告)
るみ(プロフ) - 間違ってたらごめんなさい…！もしかしてお酒飲んでるのに運転したのかな？と少し疑問に思ってしまって。これからも更新楽しみにしています！ (2017年8月5日 9時) (レス) id: cdc5f762f7 (このIDを非表示/違反報告)
星夜(プロフ) - アリサさん» 更新ありがとうございます( ; ; )星夜自身も書き手をしているのでよく分かります…。占ツクメインではなく某青い鳥SNSです（笑）アリサさんのお話にひとめぼれしたので挫折しそうになっても無理せず頑張って欲しいです！！続きたのしみにしてますっ (2017年8月4日 19時) (レス) id: 443337c0c7 (このIDを非表示/違反報告)
アリサ(プロフ) - 星夜さん» コメントありがとうございます！そう言って頂けて本当に嬉しいです…自分で書いていると客観的に読めなくなるので星夜さんのコメントを読んで安心しました(；ω；)これからもお付き合いお願い致します！ (2017年8月3日 21時) (レス) id: 2037863eb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アリサ
| 作成日時：2017年7月19日 14時
