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S「できた？｣
ダイニングテーブルに料理を並べ終えて、あまりの居酒屋メニューさに唖然としていると背後から聞こえた櫻井さんの声。
その声の近さから、おそらく私の真後ろに立っているであろう櫻井さん。
そして、肩に置かれた手。
振り向けない…
振り向いたら、絶対目の前に顔…くる…
そう思ったら、体は完全にフリーズ状態。
S「おっ！美味そうじゃーん。なんか酒あったかなー？」
そう言って、私の頭をポンポンと撫でた櫻井さんは私から離れていった。
フリーズ状態だった私は、櫻井さんが離れたと同時に｢はぁーーー」と大きく息を吐いた。
S「ブッ！！(笑)｣
えっ？！と思って、櫻井さんの方を見ると、笑いを堪えるように肩を震わしていて…
『なっ！？』
わざと？
あの距離…わざとだったの？
S「はぁー、おもしれ(笑)。Aも飲むよね？焼酎でいい？」
おもしろくないしっ！！
なんか私ばっかり焦って、恥ずかしい…
経験値の差？
大人の余裕？
あーー、もぉ…
まだなんか心臓がバクバクしてる。
火照る顔のほっぺたを抑えるけど、なんか手まで熱いし。
1人でそんな風にドギマギしてる私をよそに、櫻井さんは氷を入れたグラスを2つ持ってきて。
取っておきだっていう焼酎を注いでくれた。
薄めに作ってくれたそれは、すごく飲みやすくて…
火照る顔とまだドキドキしてる気持ちを落ち着けようと、ついついグイッと飲み干してしまった。
S「おいっ。そこは乾杯してからじゃねーのかよ(笑)」
『あ…。ですよね…』
｢まぁ、いいけどさー」なんて言いながらも、少し口を尖らせてる桜井さん。
こういう会社では見られない顔が見れるって、なんかいいなって思って、つい顔が綻ぶ。
居酒屋メニューだったけど、櫻井さんはいつもみたいに｢うんめー！！」って口いっぱい頬張って食べてくれた。
S「このザーサイ、やばくない？まじ美味い」
『相葉レシピです』
S「雅紀の？」
『はい。この前、なぜかザーサイをタッパーいっぱいに詰めて持ってこられてて(笑)すごく美味しかったからレシピ聞いて再現してみました』
S「へぇー。雅紀がねー。これ、また作ってよ」
『まだ家に作り置きあったので…また持ってきますね』
S「んー」
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Haruno(プロフ) - ユカリさん» コメントありがとうございます！私も書いていてスッキリした回でした（笑）思わぬところで智の地雷を踏んでしまった主人公でしたが…今後も楽しみに♪よろしくお願いします(´∀｀*) (2018年6月13日 11時) (
レス) id: cb4b34da9b (このIDを非表示/違反報告)
Haruno(プロフ) - 三毛猫さん» コメントありがとうございます！燃え続けて頂けるよう、今後も頑張ります(´∀｀*) (2018年6月13日 11時) (レス) id: cb4b34da9b (このIDを非表示/違反報告)
ユカリ(プロフ) - Harunoさんはじめまして。前からとても楽しく読ませて頂いています。私は智担なのですが、部長とくっついて欲しいなぁ、ってずーっと思ってましたが、なんか今回の読んでスッキリしました。なぜだろ笑。主人公ちゃんがどー出るのか今後も楽しみにしています。 (2018年6月4日 13時) (レス) id: 2ef62dda40 (このIDを非表示/違反報告)
三毛猫(プロフ) - Haruno様 おはようございます。コメントですが、ありがとうございます。Haruno様にそう仰って頂けて嬉しいです♪凄く萌えてますよ、、こちらこそよろしくお願いします (2018年5月30日 11時) (レス) id: 5c6683ff73 (このIDを非表示/違反報告)
Haruno(プロフ) - けいさん» こんにちは！コメント有難うございます(*´∀｀*)やっと、先へ進みそうな予感です(^^)翔さんに傾きつつあった気持ちや翔さんの今後の動きなど…注目して頂けたら幸いです！引き続きよろしくお願いします(*´∀｀*) (2018年5月29日 17時) (レス) id: cb4b34da9b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Haruno*
| 作成日時：2018年5月8日 2時
