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結構長い間、そっけなかった部長が前みたいに私に触れてる…
そんなことで、もうなんかどうでもいいようなそんな気にもなってきた。
ちょっと他の人より可愛がってもらってる部下ってポジションが、実は１番居心地がいいんじゃないかって。
そんな風にまで思ってしまう…
『聞きたくない……です』
O「はぁー(笑)結構、強情やな。でも、おれは聞いてほしい。誤解されたまんまもやだし。そんなんでしょーくんと付き合うことになったなんて言われても困る」
困るって…
そんなこと言われても私と困る。
櫻井さんとのことを前向きにって、思ってたところなのに…
また部長に気持ちをかき乱されることになってしまった。
部長は私のほっぺを離して、ポンポンと頭を撫でた。
O「千の花って書いて、“ゆきな”って読むんだよ」
『えっ？！』
O「やっぱり(笑)手紙の方は“ちか”だと思ったんでしょ？それがねーちゃんなら、ゆきって呼ばれた方は何？って思ったってとこ？」
図星すぎて、恥ずかしいんですけど…
でも、部長は優しく笑ったままで。
O「５コ離れてんだけどね。昔からなんとなく、ゆきって呼んでんだよね。人に話す時だけ、ねーちゃんって言ってる(笑)」
「変かな？」って、頭をポリポリ掻く部長の姿になんか気が抜けてしまった。
O「ゆきのこと、彼女って思った？」
『……はい』
O「はぁーーー…だから、相葉ちゃん…」
『相葉さん…？』
O「いや、こっちの話。つーか、それでほんとに彼女だったらおれサイテーじゃん。Aちゃんに好きって言ったくせに彼女いて…って、Aちゃんはおれのことそんな男だと思ってた訳か」
『えっ？！そんなこと……』
O「そりゃ、しょーくんの方がいい男に見えるよね。そんなサイテーな男には何も話したくねーよな」
なんとなく、いじけモードというか…お怒りモードになっていく部長に。
思わず言ってしまった本音。
『だって、部長の本心は全然見えないんですもん。私のこと好きっていうのも、女の子としてなのか。なんかペット的な？そんな感じで好きなのか。からかってるだけなのか…全然分からなくて…』
O「……分からなくて？だからしょーくんの方が良くなった？」
『そうじゃなくて…そういうことを言いたいんじゃなくて…』
櫻井さんの方がとか、部長の方がとか、そんなことじゃなくて。
『自分の気持ちが分からなくなってるんです……』
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Haruno(プロフ) - ユカリさん» コメントありがとうございます！私も書いていてスッキリした回でした（笑）思わぬところで智の地雷を踏んでしまった主人公でしたが…今後も楽しみに♪よろしくお願いします(´∀｀*) (2018年6月13日 11時) (
レス) id: cb4b34da9b (このIDを非表示/違反報告)
Haruno(プロフ) - 三毛猫さん» コメントありがとうございます！燃え続けて頂けるよう、今後も頑張ります(´∀｀*) (2018年6月13日 11時) (レス) id: cb4b34da9b (このIDを非表示/違反報告)
ユカリ(プロフ) - Harunoさんはじめまして。前からとても楽しく読ませて頂いています。私は智担なのですが、部長とくっついて欲しいなぁ、ってずーっと思ってましたが、なんか今回の読んでスッキリしました。なぜだろ笑。主人公ちゃんがどー出るのか今後も楽しみにしています。 (2018年6月4日 13時) (レス) id: 2ef62dda40 (このIDを非表示/違反報告)
三毛猫(プロフ) - Haruno様 おはようございます。コメントですが、ありがとうございます。Haruno様にそう仰って頂けて嬉しいです♪凄く萌えてますよ、、こちらこそよろしくお願いします (2018年5月30日 11時) (レス) id: 5c6683ff73 (このIDを非表示/違反報告)
Haruno(プロフ) - けいさん» こんにちは！コメント有難うございます(*´∀｀*)やっと、先へ進みそうな予感です(^^)翔さんに傾きつつあった気持ちや翔さんの今後の動きなど…注目して頂けたら幸いです！引き続きよろしくお願いします(*´∀｀*) (2018年5月29日 17時) (レス) id: cb4b34da9b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Haruno*
| 作成日時：2018年5月8日 2時
