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店員「お待たせしましたー」
二宮さんに告白？されて、なんか妙な雰囲気になった私たちの空気を打ち壊したのは…
美味しそうにジュージューいってるハンバーグの焼ける音と香ばしい匂い。
そして、店員さんの明るい声だった。
N「食べよっか？」
『はい、いただきます』
熱々のチーズインハンバーグを一切れ、口に入れると『あっ、美味しい！！』って思わず声が出た。
N「でしょ？俺的には人生で１、２を争うハンバーグよ」
『そんなに？(笑)』
私の言葉に、ハンバーグを食べながら、ハンバーグの魅力と自分が如何にハンバーグが好きかを熱弁する二宮さん。
ここまで熱くハンバーグについて語るなんて、なんか意外な一面を見た気がする。
可愛いなとか思っちゃう。
「一口ちょうだい」って、口を開ける二宮さんに戸惑いながらも、アーンってしてあげると。
「はい、Aさんも」って、私にも自分のハンバーグをアーンってしてくれた。
なに？このカップルみたいなやりとり…
最初のあの時から、告白のことにはお互いに一切触れなく。
というか、私からは触れられる話題じゃないし。
もしかして、告白なんてされてない？
勘違い…？
そう思えるほど、いつもと変わらない二宮さんの態度。
二宮さんは「次からは割り勘ね」って、本当にご馳走してくれた。
『ご馳走様でした』
N「お粗末様でした。Aさん、電車？」
『はい』
N「駅まで送る。行こ」
来た時と同じ様に私の手を取り、歩き出す二宮さん。
私も来た時と同じ様に離せないでいる。
そんな状況なのに、二宮さんは普通に話をしていて。
私も普通に返事をしている。
いつも隣の席で仕事をしているのに、二宮さんとはこんな風に話したことなかったな。
途切れることのない会話が続く中、駅に着いて。
N「じゃ、今日はありがとね」
『こちらこそありがとうございました。ご馳走様でした』
改札を前に離された手。
仕事帰りの人とか学生さんとか、色々な人が行き交う駅構内。
多分、私が改札を通るまで二宮さんは帰らないんだろうな。
『じゃ、お疲れ様でした』
軽く会釈をして、改札の方へ歩き出した私。
グッと手を引かれて、二宮さんの方へ引き寄せられたかと思ったら…
二宮さんの唇と私の唇が重なった。
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Haruno(プロフ) - keiさん» コメントありがとうございます！みんなから可愛がられる主人公がかなり羨ましく思いながら書いてます（笑）続き、楽しみにしていてください(´∀｀*) (2017年9月13日 5時) (
レス) id: cb4b34da9b (このIDを非表示/違反報告)
Haruno(プロフ) - けいこさん» コメントありがとうございます。こんな職場あったら天国ですよねー（≧∇≦）私も働きたいです… (2017年9月13日 5時) (レス) id: cb4b34da9b (このIDを非表示/違反報告)
kei(プロフ) - めずらしく翔さんがお優しい(*´ω｀*)しかも、抱きしめてくれる！ニノちゃんには食事に誘ってもらえるし〜(//∇//)続きたのしみにしてま〜す＼(^.^)／ (2017年9月9日 16時) (レス) id: 6133f4f2c1 (このIDを非表示/違反報告)
けいこ(プロフ) - 今日翔くんがかっこいいー！ニノちゃんにも見守られてて幸せもんだわー。この職場に行きたい。 (2017年9月9日 12時) (レス) id: b16eeb3d0e (このIDを非表示/違反報告)
Haruno(プロフ) - けいこさん» コメントありがとうございます！フワフワしてそうで、やる時はやるっていう智さん！私も大好きです(≧∀≦) (2017年9月9日 9時) (レス) id: cb4b34da9b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Haruno*
| 作成日時：2017年7月16日 0時
