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side智
O「相葉ちゃん、ニノは？」
ニノのクラスに行くと、いつもなら相葉ちゃんの後ろの席でゲームをしているはずのニノがいなかった。
A「んー？今日休みだよー。昨日誕生日だったからね。Aとイチャイチャしすぎたんでしょ。２人とも休みだから」
ヤラシイよねーって笑う相葉ちゃんに、何言ってんの？って、頭ん中がパニックになる。
はっ？
誕生日？
誰の？
ニノの？
あいつそんなこと一言も…
いや、それどころじゃなかったか。
ニノは知ってんの？おじさんの事故のこと。
いや…知ってたら、相葉ちゃんもこんな呑気にはしてないよな。
O「ニノ、家だよな？」
A「うん、そうだと思うけど…あっ！邪魔しちゃダメだよ」
O「ハハッ。そんなことしねーよ」
事故のことは友達には内緒にしとけって朝、父ちゃんに言われた。
だから多分、先生たちで話が止まってんだろうな。
それに、おれから話すことでもねーし。
落ち着いたら、きっとAが自分で連絡すんだろ。
でも、ニノは別。
あいつに連絡する余裕はなかったし、連絡してる様子もなかった。
それに、知ってたらニノは病院に来て、あいつの側から離れなかったはず。
誕生日だったんだ。
約束だってしてたはずなんだから。
おじさんのことで参ってるあいつをこれ以上傷つけないためにも、ニノには話さなきゃ。
急いで教室に戻って、松潤に「早退すっから」って行ってニノの家に向かった。
その間も何度もコールするけど、電話に出る気配もなくて。
家に着く頃にはコールも鳴らず、留守電になった。
.
O「ニノー、おれ。開けて」
物音ひとつしねーし。
いねーんかな。
出てくれねー電話を掛けることは諦めて、メッセージを送る。
〈いるなら開けて。Aのことで話がある〉
すぐに付く既読のマークに、ニノがおれからの電話を無視していたことが分かった。
なんで、無視すっかな。
O「あーけーてー」
チャイムじゃなくて、扉をどんどんと叩くと部屋の方から物音がして、スウェット姿のニノが出てきた。
.
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Haruno(プロフ) - keiさん» コメントありがとうございます！それぞれの恋する気持ちがどの様な結果を招くのか…最後までお付き合い下さいませ(´∀｀*) (2017年10月26日 21時) (
レス) id: cb4b34da9b (このIDを非表示/違反報告)
Haruno(プロフ) - しゅるるさん» コメントありがとうございます(^^)３人の色んな気持ちが絡まってしまった結果ですよね。。なかなか難しいですが、目指せハッピーエンド(´∀｀*)３人の恋模様にもう暫くお付き合い下さいませ(´・∀・｀) (2017年10月26日 21時) (レス) id: cb4b34da9b (このIDを非表示/違反報告)
kei(プロフ) - こんにちは(*^-^*)あまりの切なさに心がぎゅっとなりました(>_<)和くんがつらくなってしまった気持ちも、今まで自分の気持ちを我慢してる智くんも。最終章が楽しみすぎます。三人を見守りつつ、展開に期待してます(*´ω｀*)いつもありがとうございます。 (2017年10月21日 16時) (レス) id: 6133f4f2c1 (このIDを非表示/違反報告)
しゅるる(プロフ) - どこでボタンをかけ違えたのか。主人公ちゃんが和君を最愛として、サトちゃんに幼馴染みとして接することができるようになったことで、二人の溝が深まってしまったとは。皮肉な事ですよね。これからも三人を見守っていきます。キュンキュンをありがとう。 (2017年10月21日 8時) (レス) id: 6330166f95 (このIDを非表示/違反報告)
Haruno(プロフ) - keiさん» コメントありがとうございます(*´∀`)♪堕ちかけましたよね…危なかったです(°▽°)今回は回想の様な智の登場でしたが、一波乱ある予定の次回はもっと頑張ってもらう予定ですので！また是非、覗きに来てください(*´∀｀*) (2017年9月6日 21時) (レス) id: cb4b34da9b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Haruno*
| 作成日時：2017年7月15日 23時
