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sideかず
まーくんの誕生日会が終わると、Aは『明日は駅に１１時ね』って、嬉しそうに笑って帰って行った。
家が隣だから、当然大野さんと帰ることになるわけで…
２人が並んで帰るのを見送ることになった。
「ニノが大ちゃんのこと気にしすぎなんじゃない？」っていうまーくんの言葉。
マジでそうなんだろうな。
２人は俺が思ってるほど気にしてないのかもな。
俺を好きだって言ってくれるAを信じようって決めたんだ。
明日は初めてのデートだし…
今までは、クリスマスっていうのはまーくんの誕生日って気持ちが大きかったからプレゼント交換なんてしたことなかったけど…
初めて、Aにプレゼントを準備した。
オープンハートのネックレス。
ありきたりだけど…
女の子ってベタなの好きでしょって思うんだよね。
ネックレスには相手を縛りたいって気持ちが表れてるって言うよね。
こんなもんで縛れるなら、いくらでもあげるよ。
.
朝、いつもよりも少し気合を入れた感じの洋服を着て…
なんか、らしくねーなって少し笑えて。
でも、そこはちゃんとしたいって言うか…ちゃんと２人の特別な日にしたかった。
これで、あいつがいつも通りの感じで来たら、俺、きっと落ち込むんだろうな。
待ち合わせ５分前。
待たせるのも悪いって思ったから早めに来たのに、Aはもう来ていて。
ベージュのダッフルに赤のミニスカート。
黒タイツで膝までのロングブーツ。
肩より少し長い髪は緩く巻かれていて、メイクもいつもよりちゃんとしていた。
なにあれ？
やばい…
スッゲー可愛いんだけど。
Aがちゃんとデート仕様にしてきたことや自分もちゃんとデート仕様になってることが急に恥ずかしくなって声をかけることができない。
なんで声かける？
いや、そこは普通でいいでしょ。
なんて自問自答を繰り返していたら、Aが顔を上げてこっちを見た。
目が合うと、ニコッと笑って『かず』って手を振るもんだから。
思わず緩みそうになる顔を引き締めて、何でもないように「おぅ」って手を振り返して、Aの隣に行った。
『おはよ。なんか…いつもと雰囲気違くない？』
N「そうかな？」
『うん。なんか…カッコいいね」
N「俺はいつもカッコいいよ」
そうだよ…こういう奴だった。
何の気なしにこんなこと言うんだよ。
人の気も知らないで、サラッと爆弾落とすんだよな。
.
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Haruno(プロフ) - keiさん» コメントありがとうございます！それぞれの恋する気持ちがどの様な結果を招くのか…最後までお付き合い下さいませ(´∀｀*) (2017年10月26日 21時) (
レス) id: cb4b34da9b (このIDを非表示/違反報告)
Haruno(プロフ) - しゅるるさん» コメントありがとうございます(^^)３人の色んな気持ちが絡まってしまった結果ですよね。。なかなか難しいですが、目指せハッピーエンド(´∀｀*)３人の恋模様にもう暫くお付き合い下さいませ(´・∀・｀) (2017年10月26日 21時) (レス) id: cb4b34da9b (このIDを非表示/違反報告)
kei(プロフ) - こんにちは(*^-^*)あまりの切なさに心がぎゅっとなりました(>_<)和くんがつらくなってしまった気持ちも、今まで自分の気持ちを我慢してる智くんも。最終章が楽しみすぎます。三人を見守りつつ、展開に期待してます(*´ω｀*)いつもありがとうございます。 (2017年10月21日 16時) (レス) id: 6133f4f2c1 (このIDを非表示/違反報告)
しゅるる(プロフ) - どこでボタンをかけ違えたのか。主人公ちゃんが和君を最愛として、サトちゃんに幼馴染みとして接することができるようになったことで、二人の溝が深まってしまったとは。皮肉な事ですよね。これからも三人を見守っていきます。キュンキュンをありがとう。 (2017年10月21日 8時) (レス) id: 6330166f95 (このIDを非表示/違反報告)
Haruno(プロフ) - keiさん» コメントありがとうございます(*´∀`)♪堕ちかけましたよね…危なかったです(°▽°)今回は回想の様な智の登場でしたが、一波乱ある予定の次回はもっと頑張ってもらう予定ですので！また是非、覗きに来てください(*´∀｀*) (2017年9月6日 21時) (レス) id: cb4b34da9b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Haruno*
| 作成日時：2017年7月15日 23時
