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「前年度の売上との対比は...」
緊張を何とか抑えながら、Aは無事プレゼンを終えることができた。
「終わったー！」
隼「お疲れ様でした。Aさんカッコよかったです」
「ありがとう。なんか照れるな(笑)」
隼「今日は定時で上がって、打ち上げに飲みにでも行きましょうよ」
「だね！よし、年内にしておかないといけないこと、片付けますか」
こうして2人は午後の仕事を捗らせ、定時ぴったりに会社を出る。
隼「何にします？やっぱ肉っすかねー」
「それはあんたの希望でしょう(笑)」
隼「あ、バレました？(笑)」
調子いいんだから、とAが言うと、結局時々行く焼肉店に向かうことに。
「「おつかれっしたー！」」
2人は勢いよくジョッキをぶつけ、お互いの功労を讃える。
隼「いやー、俺のが胃が痛かったっす(笑)」
「小森くんは初めてだったもんねー、プレゼン」
隼「もう、心臓口から出てくるんちゃうかー？ってくらい緊張しましたよ(笑)」
「あんたはパワポの操作くらいしかしてないじゃん(笑)」
隼「資料も配りましたって(笑)」
そんな冗談を言い合っていると、突然1人の男が2人の席にやって来る。
『こんばんは』
「え？あ、こんばんは...」
知り合い？、と隼に小声で聞くが、首を横に振られてしまう。
「あの...どこかでお会いしましたか？」
『昨日、ぶつかっちゃったの俺です』
「あ...」
昨日の出来事が一気に蘇り、その節はすいませんでした、と立ち上がりお辞儀をする。
隼「Aさん、プレゼンのことしか考えてなかったんでしょう(笑)」
「ん、その通り...(笑)」
あはは、と苦笑いすれば、男はハンカチを差し出す。
『昨日、これ落としましたよ』
「あ、ないと思ってたら...すいません、わざわざ」
『いえ、俺もこの辺で働いてるんで、また会ったら渡そうと思ってたんで』
そう言って手渡されたハンカチから、Aが使っているものとは違う柔軟剤の匂いがした。
「洗濯まで...すいません」
いい香りですね、と言えば、銘柄を教えてくれた。
『俺、こういう者です』
申し遅れました、と渡された名刺には“片寄涼太”と書かれていた。
「かたよりさん...？」
涼「かたよせです(笑)よく間違われるんですよね」
「あ、すいません...私はこういう者です」
そう言って名刺を渡せば、隼も後に続いた。
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べてぃ。(プロフ) - 春さん» クリスマスは本来日本とは関係のなかった行事ですが、近年イベントとして派手に取り扱われているけど、本来の意味は知らない人が多いということで、そのような表現をしました。今後ともよろしくお願いします(^^) (2020年6月17日 21時) (
レス) id: adc0117cbb (このIDを非表示/違反報告)
べてぃ。(プロフ) - 春さん» 返信遅くなりすいません。誤字に関しては直しました。色々と教えて下さりありがとうございます（ ; ; ）プレゼントに関してですが、日本のお話です。→続き (2020年6月17日 21時) (レス) id: adc0117cbb (このIDを非表示/違反報告)
春 - 続けてのコメントですみません(>_<) 主人公ちゃんが居る所って海外とかじゃないですよね？ だって日本では縁のないはずのクリスマスってあった ので...。 (2020年5月4日 11時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
春 - おはようございます(*^^*) 物語読んでいて疑問に思ったのですが...。 (涼) プレゼントのここの部分 日本とは縁のないはずのクリスマスに、なぜか心を躍らせて街を歩く無数のカップル達。 これって日本のお話ですよね？ (2020年5月4日 11時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
春 - こんばんは(*^^*) 夜遅くにすみません...。 物語読んでいて気が付いたのですが...。 ページ9のここの部分 ○○←名前は亜嵐に肩に頭を乗せる。 これ正しくは亜嵐の肩にではないんでしょうか？ (2020年5月4日 2時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：べてぃ。 | 作成日時：2019年7月25日 18時
