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確かに立ち上がろうとしたはずなのに、私の視界には今、天井と色っぽい龍友くんの顔。
あぁ、いつもは明るくふざけてるのに、時々見せるこの顔にドキッとして好きになったんだ。
やっぱりかっこいいなぁ。
龍「なぁ」
「え...？」
いけない、他のこと考えてた。
この状況でよくそんなことできたな、なんて我ながら呆れる。
龍「俺ずっと我慢してたんやけど」
「龍友くん？酔ってるの...？」
龍「酔ってるで？誰かさんが、街コンなんか行ったりするから」
どんどん近づいてきて、龍友くんは完全に私に覆い被さって包囲している。
「だから...さっき言った通り...」
龍「友達に連れて行かれたんやろ？わかってるで？」
「...怒ってるの？」
ここでやっと理解できた。
私は今、龍友くんに怒られてるんだ。
龍友くんの話をまとめると、私が話した後輩の男性が飲み会に来て、私と街コンで会ったって言ったとか？
それか、連絡を入れたとか？
それで龍友くんはやけ酒して、今私に怒ってる...ってこと？
龍「怒ってるよ？悪いん」
「悪くないよ...？」
龍「俺がどんだけAの事好きか分かってる？」
「ん...そのつもりなんだけど...」
龍友くんは連絡もマメにしてくれて、それがたったの10分だとしても顔を見に来てくれたりして、何でもない日にちょっとしたプレゼントをくれたり、私は愛されてるって実感してる。
贅沢すぎるくらいだよ。
龍「俺やって、こんなことしたくないねん」
「龍友くん？」
龍「幼稚やって思ってる？」
「そんなこと思ってないよ？」
どうしたの？、って聞いてるのに、唇を塞がれて、息が苦しい。
「んっ...」
今までにないくらい熱いキスに、私は必死で龍友くんの胸を叩いて限界を知らせる。
それでも、龍友くんはやめてくれない。
これでもかっていうくらい、息つく間もなく降り注いでくるキスに、もう思考も回らないし力もなくなってしまった。
抵抗する手を動かすのをやめて、ジッと龍友くんのキスを受け入れたら、しばらくしてやっと離れてくれた。
龍「A...」
「...」
息を整えるのがやっとで、きっとトロンとしてるであろう目で龍友くんを見つめたら、おでこに唇が当たった。
龍「お風呂...行っておいで」
優しい表情でそう言って離れた龍友くんに戸惑いを感じつつも、とりあえず言われた通り浴室に向かってシャワーを浴びた。
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べてぃ。(プロフ) - 春さん» クリスマスは本来日本とは関係のなかった行事ですが、近年イベントとして派手に取り扱われているけど、本来の意味は知らない人が多いということで、そのような表現をしました。今後ともよろしくお願いします(^^) (2020年6月17日 21時) (
レス) id: adc0117cbb (このIDを非表示/違反報告)
べてぃ。(プロフ) - 春さん» 返信遅くなりすいません。誤字に関しては直しました。色々と教えて下さりありがとうございます（ ; ; ）プレゼントに関してですが、日本のお話です。→続き (2020年6月17日 21時) (レス) id: adc0117cbb (このIDを非表示/違反報告)
春 - 続けてのコメントですみません(>_<) 主人公ちゃんが居る所って海外とかじゃないですよね？ だって日本では縁のないはずのクリスマスってあった ので...。 (2020年5月4日 11時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
春 - おはようございます(*^^*) 物語読んでいて疑問に思ったのですが...。 (涼) プレゼントのここの部分 日本とは縁のないはずのクリスマスに、なぜか心を躍らせて街を歩く無数のカップル達。 これって日本のお話ですよね？ (2020年5月4日 11時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
春 - こんばんは(*^^*) 夜遅くにすみません...。 物語読んでいて気が付いたのですが...。 ページ9のここの部分 ○○←名前は亜嵐に肩に頭を乗せる。 これ正しくは亜嵐の肩にではないんでしょうか？ (2020年5月4日 2時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：べてぃ。 | 作成日時：2019年7月25日 18時
