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「あ、そういうことか」
たった3分ほどの時間を話しながら駅に歩けば、そのまま改札で別れた。
驚いたのは、龍友くんの職場の後輩だったということ。
土木現場で働いてる龍友くんは顔が広くて、その中でもよく飲みに行ったりしている仲らしい。
写真を見たことがあって、話しているうちに気付いたらしい。
私は気にも留めなかったけど、まさかこの出来事が、こんなことに繋がるだなんて思いもしなかった。
龍「で？何で街コンなんか行ったの」
「だから...友達とご飯に行こうとしたら...」
龍「連れてかれた先が街コンやったっていう答えでいいんやな？」
いつもあんなに大人で余裕がある龍友くんが、こんな風になっていることだけでも頭が追いつかないというのに、壁ドンまでされてしまえば、不覚にもときめいてしまう。
「そう...です」
そういえば今日飲み会って言ってたし、酔っ払ってるのか少し目がトロンとしてる。
それに今日は来る予定なんてなかったのに、突然やってきてこの状態。
私はどこから理解していけばいいんだろう。
龍「ふーん...で？いいやつおったん？」
「...いるわけないでしょ！私は友達としか話してない」
龍「俺の後輩と話してるやん」
そう言えば、さらに近くなる龍友くんの顔。
ち、近い...
「それは、帰り道でたまたまハンカチを拾ってくれて...」
龍「それで？」
「それで...駅まで一緒に歩いただけ...です」
思わず敬語になってしまう自分にもびっくりしてる。
龍「ふーん...」
「りゅ、龍友くん？」
無言の圧がすごい。
龍「...シャワー借りるで」
「え？あ、うん」
しばらく見つめられたと思ったらそう言い出して、すぐに浴室に入っていった。
あれは何だったんだろうって、安堵している自分がいる。
とりあえずリビングに水を飲みに行って、龍友くんがシャワーを浴びている間に、洗面所でメイクを落とした。
リビングでソファーに座って、とりあえずテレビに意識を移せば、すっかりさっきの龍友くんのことなんて忘れ去りそうになっていた。
「おかえりなさい」
いつも通りの様子で、下着姿でバスタオルで髪の毛を拭きながら上がってきた龍友くん。
付き合いたての頃は、大人の色気にドキッとしたなー、なんて思い出に浸ってた。
龍友くんはそのまま私の隣にドサッと座る。
「私も入ってこようかなー」
そう言って立ち上がろうとした。
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べてぃ。(プロフ) - 春さん» クリスマスは本来日本とは関係のなかった行事ですが、近年イベントとして派手に取り扱われているけど、本来の意味は知らない人が多いということで、そのような表現をしました。今後ともよろしくお願いします(^^) (2020年6月17日 21時) (
レス) id: adc0117cbb (このIDを非表示/違反報告)
べてぃ。(プロフ) - 春さん» 返信遅くなりすいません。誤字に関しては直しました。色々と教えて下さりありがとうございます（ ; ; ）プレゼントに関してですが、日本のお話です。→続き (2020年6月17日 21時) (レス) id: adc0117cbb (このIDを非表示/違反報告)
春 - 続けてのコメントですみません(>_<) 主人公ちゃんが居る所って海外とかじゃないですよね？ だって日本では縁のないはずのクリスマスってあった ので...。 (2020年5月4日 11時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
春 - おはようございます(*^^*) 物語読んでいて疑問に思ったのですが...。 (涼) プレゼントのここの部分 日本とは縁のないはずのクリスマスに、なぜか心を躍らせて街を歩く無数のカップル達。 これって日本のお話ですよね？ (2020年5月4日 11時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
春 - こんばんは(*^^*) 夜遅くにすみません...。 物語読んでいて気が付いたのですが...。 ページ9のここの部分 ○○←名前は亜嵐に肩に頭を乗せる。 これ正しくは亜嵐の肩にではないんでしょうか？ (2020年5月4日 2時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：べてぃ。 | 作成日時：2019年7月25日 18時
