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涼「その早見さんと話してて気付いてん。俺、Aといる時はめっちゃ話すし、めっちゃ笑ってるのに、他の人にはできへんって」
「え...待って」
涼「何？」
「私も、今日中務先輩に言われた」
涼「え？」
「いっつもニコニコして帰ってるとこ見てて、いいなーって思ったけど、涼太やからなんやって...言われるまで私も気付いてなかってんけど...」
涼「ほんまに？」
「ん、ほんまに？」
涼「俺もうひとつ気付いてんけど...Aのこと、好きやわ」
恥ずかしかったけど、ちゃんと目を見て言わなきゃって、Aの目をしっかり見た。
「え...」
涼「おって当たり前、笑い合って当たり前って思ってたけど、それはAがいるからできることってわかった。ずっと一緒にいるもんやって思ってたけど...中務先輩に誘われたって聞いて、怖くなった」
「涼太...」
ふわっとAの香りに包まれたと思ったら、伝わってくる温かい体温。
「よしよし、やっぱり1ヶ月年下やなー」
涼「1ヶ月で大人ぶってんなよ」
「涼太、私も涼太のこと好きって気付いた。中務先輩と帰っても何も楽しくなかった。涼太といるのが1番楽しい。涼太とずっと楽しいことしてたいって思った」
涼「ほんま？」
「ん、ほんま」
涼「じゃあ...俺ら付き合おっか」
「うん！」
満面の笑みで言ったAが可愛くて、思わず唇を重ねた。
涼「なんか、恥ずかしいな(笑)」
「やな(笑)」
2人して顔を赤くして見つめ合って笑った。
「お母さんが一緒にご飯食べたらって言ってたで」
涼「腹減ったわー。俺中務先輩とおるの見てしまって食欲なくしてたんやから(笑)」
「めっちゃウケる(笑)じゃあ食べよ！今日うち唐揚げやで」
涼「うわ、めっちゃ嬉しい！行こ」
俺はAの手を握って、そのままリビングに向かった。
『なーに、手なんか繋いで(笑)』
「涼太が離してくれへんねんもん」
『あんたら、もしかして...やっとくっ付いたん？』
涼「おばさん、やっとって言わんとって(笑)」
いつもそばにあった笑顔のおかげで、俺も笑顔になれた。
いつも笑顔を向けることができたのは、Aのおかげだった。
その笑顔は、これから俺が守っていくよ。
だからAもその笑顔、ずっと俺に向けたままでいてね。
-その笑顔が僕を包む限り、僕はその笑顔を守り続ける- The End.
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べてぃ。(プロフ) - 春さん» クリスマスは本来日本とは関係のなかった行事ですが、近年イベントとして派手に取り扱われているけど、本来の意味は知らない人が多いということで、そのような表現をしました。今後ともよろしくお願いします(^^) (2020年6月17日 21時) (
レス) id: adc0117cbb (このIDを非表示/違反報告)
べてぃ。(プロフ) - 春さん» 返信遅くなりすいません。誤字に関しては直しました。色々と教えて下さりありがとうございます（ ; ; ）プレゼントに関してですが、日本のお話です。→続き (2020年6月17日 21時) (レス) id: adc0117cbb (このIDを非表示/違反報告)
春 - 続けてのコメントですみません(>_<) 主人公ちゃんが居る所って海外とかじゃないですよね？ だって日本では縁のないはずのクリスマスってあった ので...。 (2020年5月4日 11時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
春 - おはようございます(*^^*) 物語読んでいて疑問に思ったのですが...。 (涼) プレゼントのここの部分 日本とは縁のないはずのクリスマスに、なぜか心を躍らせて街を歩く無数のカップル達。 これって日本のお話ですよね？ (2020年5月4日 11時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
春 - こんばんは(*^^*) 夜遅くにすみません...。 物語読んでいて気が付いたのですが...。 ページ9のここの部分 ○○←名前は亜嵐に肩に頭を乗せる。 これ正しくは亜嵐の肩にではないんでしょうか？ (2020年5月4日 2時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：べてぃ。 | 作成日時：2019年7月25日 18時
