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Aの声は、悲しみも苦しみも苛立ちも、全部を帯びていて今にも崩れてしまいそうだった。
どうせ崩してしまうなら、俺が崩したい。
そんなことを思ってしまった。
裕「泣かんとって...あんなやつのために苦しまんでや。俺...お前がずっと好きやねんから」
腕の中で、え？、って言ったのが聞こえた。
こいつの中で俺はきっと、ただの遊び人。
そんなやつに好きって言われても響かへんのかなって。
裕「一目惚れやってん。もうその時にはAは先輩の彼女やったけど...ずっと諦めきれへんくて、好きやった。生徒食い散らかしてたのだって、いつか心が満たされるかもって、Aが俺のこと嫌ってくれるかもって、そう思ってずっとしてた...でもお前、笑うだけで嫌ってもくれへんし...」
俺もアホやな、ってなんか笑えてきた。
「...ありがとう。全然気付いてなかった」
裕「なぁ...」
「ん？」
体を離して、目を見つめた。
何度も浮気されたのに、今でも出会った時と同じ、純粋な目をしてるAに、吸い寄せられるようにキスをした。
「んっ...裕太...」
裕「嫌やったら殴ってくれていいで？Aも浮気してみたらいいやん...俺と」
男ってほんまにアホ。
何でこんな時でも好きな女を体は欲しがるんやろ。
裕「抵抗しいひんの。このまま抱くで...Aのこと」
目を見てそう言ったら、静かに頷いた。
夢中でキスしたら応えてくれるAに、自分を止める術なんてなかった。
ここが非常階段だと言うことも忘れて、俺はAの体に触れた。
「あっ...」
裕「誰か来たら聞こえるで？」
「そんなん言わんで...」
裕「ここどうなってるん」
下着の隙間から手を入れたら、反応してくれてるってわかって、余計に俺は興奮してしまった。
裕「...感じてんの」
「ん...」
裕「声...我慢してな？」
指を入れて、激しく出し入れしたら、必死に口に手を当てて耐えてる。
そんな姿見て、また、俺は唇を塞いだ。
だんだん締まってくるそこに、Aが絶頂に近づいてるって気付いて、手を止めずに続けた。
「んっ...裕太...」
裕「イけよ...気持ちいいんやろ」
「あっ...」
キュッと締まったのを確認して、俺は手を止めた。
裕「入れていい...？」
「ん...」
また小さく頷くAが本当に愛おしかった。
自分の上に乗せて、ゆっくりと俺らは繋がった。
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べてぃ。(プロフ) - 春さん» クリスマスは本来日本とは関係のなかった行事ですが、近年イベントとして派手に取り扱われているけど、本来の意味は知らない人が多いということで、そのような表現をしました。今後ともよろしくお願いします(^^) (2020年6月17日 21時) (
レス) id: adc0117cbb (このIDを非表示/違反報告)
べてぃ。(プロフ) - 春さん» 返信遅くなりすいません。誤字に関しては直しました。色々と教えて下さりありがとうございます（ ; ; ）プレゼントに関してですが、日本のお話です。→続き (2020年6月17日 21時) (レス) id: adc0117cbb (このIDを非表示/違反報告)
春 - 続けてのコメントですみません(>_<) 主人公ちゃんが居る所って海外とかじゃないですよね？ だって日本では縁のないはずのクリスマスってあった ので...。 (2020年5月4日 11時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
春 - おはようございます(*^^*) 物語読んでいて疑問に思ったのですが...。 (涼) プレゼントのここの部分 日本とは縁のないはずのクリスマスに、なぜか心を躍らせて街を歩く無数のカップル達。 これって日本のお話ですよね？ (2020年5月4日 11時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
春 - こんばんは(*^^*) 夜遅くにすみません...。 物語読んでいて気が付いたのですが...。 ページ9のここの部分 ○○←名前は亜嵐に肩に頭を乗せる。 これ正しくは亜嵐の肩にではないんでしょうか？ (2020年5月4日 2時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：べてぃ。 | 作成日時：2019年7月25日 18時
