『9-9』 ページ46
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注文したものを待っている間に
なんか、寒いな、、と思ったら
席がドアの近くだったみたいで、人の出入りがあると冷たい外気が、ガンガン当たる。
「Aちゃん、」
「はい、」
あー、もう帰らないで、そこの人。
っていうより、扉開けないで、寒い！！
「これ、着なね、」
って、チャニョルさんが着てたパーカーを渡される。
「え、、」
「寒いんでしょ、」
「でも、チャニョルさんが寒いじゃないですか。」
「俺はいいの！中にヒートテック着てるし！」
それは私も着てる。。
「それに、女の子は冷え性、辛いからね〜。」
って、言ってニヒヒって笑った。
「俺のヌナもね、冷え性なんだ〜」って。
「一緒に寝転んだりした時にね、
俺のふくらはぎにヌナの冷たいつま先が当たった時には、そりゃびっくりするんだよね、」って。
なんか、可愛いな。って思った。
チャニョルさん、すっごく好きなんだな、その人のこと。
「じゃあ、有り難くお借りします。」
「はーい、
あ、、でも、セフンには秘密ね。」
「はい？」
「俺がAちゃんにパーカー貸したの。」
「…何でですか？」
「えー、だって、あいつ絶対拗ねるもん。」
出た、、
すぐに幼馴染を恋人に仕立て上げる戦犯。
「私とセフンはそんなんじゃないです。
チャニョルさんだって、よく知ってるじゃないですか。」
「そうだね、よーく知ってる。」
「でしょ？
私たちはそんなんじゃなくて、普通の仲です。」
「でもさ、」
「男女の仲なんて、どちらかが恋愛感情を持った時点でおしまいだよ。」
タイミング悪く、店員さんがミックスジュースとチャニョルさんのブレンドコーヒーを持ってきた。
店員さんに会釈しながら品物を受け取って、話が中断される。
チューっと、ミックスジュースを吸う。
美味しい、
当店オススメ、だけはある。
でも、でも、それよりも、そんなことよりも、、
「美味しい？」
「はい、」
そうじゃなくて、、、
「Aちゃん、ミックスジュース、好きなの？」
「いや、当店オススメに弱いんです。」
違う違う、そうじゃない、、
こんな話じゃなくてさ、、、
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こ - 更新ずっと待ってます！！ (2019年5月23日 22時) (
レス) id: dac06a2320 (このIDを非表示/違反報告)
K.S.A.t(プロフ) - 慧さん» いつもいつも暖かいコメントありがとうございます〜！！ ノロノロ更新にはなりますが、楽しんで頂けるよう全力を尽くします！笑 (2017年6月5日 22時) (レス) id: f01fac4db1 (このIDを非表示/違反報告)
慧(プロフ) - 待ってました〜。新しい楽しみが出来た。 (2017年6月1日 13時) (レス) id: b94228d3af (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：K.S.A.t
| 作成日時：2017年5月31日 0時
