『8-6』 ページ37
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「ルハナ、よく考えて。
Aちゃんが、俺にセフンのことを相談しにくると思う？」
え、そこ？？
「思わない、」
「でしょー」
「でも！そうじゃなくて、！！もしもの話！
もし！もしも！If！！」
「そんなの、それが現実にならないと分からないよ。
それを今答えて、その答えが嘘になるかもしれないじゃん。
確実に言えるのは、Aちゃん、俺には相談しに来ないよ、絶対に。これだけ。」
嘘になってもいいの！もしもの話はそういうものなの！
これだから、もしもの話が出来ない人との会話は疲れる。。
「ねぇ、ミンソク。」
「お前、さっきからそればっか。」
「ん？」
「ねぇ、ミンソク。ばっかり。何が言いたいの？」
「っていうより、俺に何を言わせたいの？」
しまった、ミンソクの機嫌がほんのちょーっぴし悪くなった。
ミンソクは遠回しに言われるのが嫌いだ。
自分は遠回しな言い方ばっかりするくせに。
「ごめん、俺はただ、、
ただ、ミンソクがどう思ったのか知りたかっただけ。
セフンとすれ違いがあったAちゃんとイーシンが一緒にご飯食べた、ってことに、ミンソクがどういう反応するか知りたかっただけだよ。」
「ほんと、ごめんね。
残りのご飯もさっさと食べるね、ちょっと待ってて。
ご飯食べたらさ、ちょっと見に行きたいとこあるんだ、付き合ってよ。
今度はうざい話なしで。」
あぁ、涙が出そうだ、って思ってるのに
涙は全然出る気配を見せないし、俺も出るなんて本当は思ってない。
ただ少し、悲しくて寂しくて
たまらなく泣きたかった。
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こ - 更新ずっと待ってます！！ (2019年5月23日 22時) (
レス) id: dac06a2320 (このIDを非表示/違反報告)
K.S.A.t(プロフ) - 慧さん» いつもいつも暖かいコメントありがとうございます〜！！ ノロノロ更新にはなりますが、楽しんで頂けるよう全力を尽くします！笑 (2017年6月5日 22時) (レス) id: f01fac4db1 (このIDを非表示/違反報告)
慧(プロフ) - 待ってました〜。新しい楽しみが出来た。 (2017年6月1日 13時) (レス) id: b94228d3af (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：K.S.A.t
| 作成日時：2017年5月31日 0時
