『8-5』 ページ36
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ご飯を食べながら、イーシンから聞いた話を全部話すと
ミンソクは
「ルハン、そこの七味取って。」
って全然聞いてない。。。
「はい、ミンソク。」
「サンキュ。」
「ねぇ、でもさ、そんなことってある？
あのセフンが、だよ！？」
七味をかけたミンソクは、大きな一口を頬張る。
ミンソクはほっぺにたくさん詰め込んで食べる。
それがハムスターみたいで、いつも少し笑ってしまいそうになる。
「ねぇ、聞いてる〜？しうちゃん。」
あ、噛むの止まった。
気を取り直して、モグモグごっくんしたミンソクは
ちょっとムッとした態度を明らかにしながら
「あるんじゃないの、」
と言葉少なに答えた。
………それじゃあ、俺が不満なの！俺が！！
ちゃんと俺が持ってきた話題に2人で真剣に語り合いたいの！
ミンソクと朝まで討論、したいの！！
「ねぇ、ミンソク。
もし、だよ。もしも、セフンが本当に何か失敗して、Aちゃんが困ってたらさ、」
やっぱりモグモグしてる。
「ミンソクなら、、どうする？」
不意打ち、みたいな聞き方になっちゃったみたいで、ミンソクが驚いた顔してる。
んー、って少し考えたあと
「どうもしないよ。」って答えた。
だーかーらー、それじゃあ不満なの！！俺が！！！
「うん、どうもしない。」
って、えらく自分の回答にご満悦のミンソクは最後の一口をかきこんだ。
俺、まだ半分くらい残ってんだけど、、
「どうもしない、って何さ〜、答えになってないじゃんか〜」
「答えだよ、ちゃんと。
正確に言えば、どうもしない、って言うより、どうもできない。」
あー、ちんぷんかんぷんだ。
唇を突き出して、明らかにぶーたれて見せると
面倒くさいなぁ、こいつ、って表情を隠さないまま
「ルハナ、よく考えて。」って言った。
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こ - 更新ずっと待ってます！！ (2019年5月23日 22時) (
レス) id: dac06a2320 (このIDを非表示/違反報告)
K.S.A.t(プロフ) - 慧さん» いつもいつも暖かいコメントありがとうございます〜！！ ノロノロ更新にはなりますが、楽しんで頂けるよう全力を尽くします！笑 (2017年6月5日 22時) (レス) id: f01fac4db1 (このIDを非表示/違反報告)
慧(プロフ) - 待ってました〜。新しい楽しみが出来た。 (2017年6月1日 13時) (レス) id: b94228d3af (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：K.S.A.t
| 作成日時：2017年5月31日 0時
