『6-1』 ページ25
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「珍しいね、Aから誘ってくれるなんて〜。」
ふふふふふ〜、っていつものニコニコ顔を崩さずに
私の隣をルンルン歩くイーシンさん。
案の定、今朝、セフンは当たり前のように玄関前で私を待ってた。
いつもみたいに「おはよ、」って少し眠そうに
いつもみたいに「今日、何限終わり？」って知ってるくせに聞いてきた。
「おはよ、」
「今日はずっと、最後まで。」ってちゃんと返したけど
心中穏やかじゃないわけで、、、
気を抜いたら
「彼氏になろうか？」ってセフンの声が頭の中で無限リピートするから
本当にやってられない。
誰かに相談、ってわけじゃないけど
少しだけ話を聞いて欲しくて
セフンと私の普段の様子を知ってて、口が堅そうで中立な人を探したらイーシンさんだった、ってわけだ。
チャニョルさんやベクさんはセフン側だし
ミンソクさんに話して変な誤解されたくないし
ルハンさんはミンソクさんに言っちゃう可能性大だからアウト
本当はギョンちゃんが良かったけど
あいにく、今日も明日もシフトが入ってない。
少し変わった人だけど、確かにイーシンさんなら、解決してくれそうだ、って思ったから
セフンにわざわざ「今日のお昼はイーシンさんと食べるから、」って連絡までしたってわけだ。
「それにしても、こんなことってあるもんなんだねぇ、」
何だ、何の話だ。
「Aが僕と2人でご飯食べたい、なんて〜。」
チャリンって券売機にお金を入れるイーシンさん
「A〜、何が食べたい？
なんだか悩んでるみたいだから、オッパがご馳走してあげるよ〜」
って得意げに言うイーシンさんに
「じゃあ、オムライ
「オムライスはダメだよ〜、僕が食べるからぁ。」
………………。
ご馳走してもらう側なんだから、わがまま言いませんよ、はい。。
「ハヤシライス、お願いします。」
「はーい、」
別に2人でオムライス食べたらよくない！？って思ったけど
イーシンさんは何でも半分こしたがる人だから。
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こ - 更新ずっと待ってます！！ (2019年5月23日 22時) (
レス) id: dac06a2320 (このIDを非表示/違反報告)
K.S.A.t(プロフ) - 慧さん» いつもいつも暖かいコメントありがとうございます〜！！ ノロノロ更新にはなりますが、楽しんで頂けるよう全力を尽くします！笑 (2017年6月5日 22時) (レス) id: f01fac4db1 (このIDを非表示/違反報告)
慧(プロフ) - 待ってました〜。新しい楽しみが出来た。 (2017年6月1日 13時) (レス) id: b94228d3af (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：K.S.A.t
| 作成日時：2017年5月31日 0時
