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いつからか、って聞かれたら正確には言えないけど
でも少なくとも最近ではないよな、って思ってる。
そもそもよく考えたら
僕があの時、あのタイミングであんなことを聞くこと自体おかしいよな、って。
人に執着がなさすぎる、って言われてる僕が。
歴代の彼女の名前すら、もう覚えてないような僕が。
どうしても、って思って
観察するだけでは飽き足らず
直接本人に聞くなんて、って。
「それは、秘密です。」
あの時、彼女は間違いなく笑ったんだ
僕を見て、ふふーん、って得意げに笑ったんだ
ミンソクには絶対見せないような
そんな顔を僕にしたんだ
それに胸がキューっとなったのに気づいた時には
もう僕は君にハマっていて
いわゆる、トリコ、ってやつで
なんていうか、決定打を打ち込まれた、ってやつで
サッカーでいうなら、ゴールの左上角っこをズバーン、っと抜かれた、ってやつで
全然サッカー詳しくないけど、僕。
負け試合をするつもりはないけど
どうにかして勝てないかな、って考えて
そもそも誰にだよ、って。
彼女を僕のものにしたい、とか
手に入れたい、とか
僕だけに笑いかけてほしい、とか
そんな強い感情はなかったし
世間一般に、嫉妬、と言われるようなものも持ち合わせてなかった。もちろん。
僕はただ、
ミンソクが少し羨ましかった。
あんな風に笑う彼女の頬を染めさせるミンソクが少しだけ羨ましかった。
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こ - 更新ずっと待ってます！！ (2019年5月23日 22時) (
レス) id: dac06a2320 (このIDを非表示/違反報告)
K.S.A.t(プロフ) - 慧さん» いつもいつも暖かいコメントありがとうございます〜！！ ノロノロ更新にはなりますが、楽しんで頂けるよう全力を尽くします！笑 (2017年6月5日 22時) (レス) id: f01fac4db1 (このIDを非表示/違反報告)
慧(プロフ) - 待ってました〜。新しい楽しみが出来た。 (2017年6月1日 13時) (レス) id: b94228d3af (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：K.S.A.t
| 作成日時：2017年5月31日 0時
