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「わー・・・涼しいーっ」
「危ないぞ」
「だーれも走ってないもん。平気だよ」
ちらりと振り返る。
車窓に重なる、隣で微笑む君。
こんなにもすぐそばにいても、
触れることはできない。
“君の声で その笑顔で その全てで
目を開いて僕は歩ける
どんな過去も どんな明日も分かち合おう
だから僕は君のもとに“
「この歌好きだなぁ―っ。すっごいいい歌じゃない？」
Aがリピートボタンを押す。
Aが口ずさむその歌も、
ステレオから流れる調べも、今はただ切ない。
「ねぇ、聞いてる？ おにぃちゃん」
ずきん。
違うよA。
僕はAのおにぃちゃんじゃない。
俺をオトコとして見てよ。
僕だけのAになってよ。
「・・・いつからだっけ」
「ん？」
「Aが、俺のこと名前で呼ばなくなったの」
ずきん。
違うよお兄ちゃん。
呼ばなくなったんじゃないよ。
呼べなくなったんだ。
あたしを女の子として見てくれなくなったから。
あたしだけのお兄ちゃんなのに。
あたしだけの智くんなのに。
「いつからだっけなぁ・・・」
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story - ほかのソロでも作ってほしいです(*^^*)(できれば) (2013年11月8日 19時) (
レス) id: 9348222185 (このIDを非表示/違反報告)
そら(プロフ) - はじめまして♪こ、これはーー!!TABOOヤバいですね!(//д\\)あれって打ち間違いじゃなかづたんだ！！綾音さんの小説大好きです(はーと)櫻井くん。も読んでるのでよろしくお願いします！ (2013年11月7日 23時) (レス) id: 7e3657f234 (このIDを非表示/違反報告)
ななは - トナリの櫻井くん。読者でーす！！！ 超絶面白いです♪La Songsも、よかったです！これからも、応援し続けます! (2013年11月7日 23時) (レス) id: 337d083f3d (このIDを非表示/違反報告)
琉乃(プロフ) - 椿綾音さん» んぁ、ほんまや…爆笑 ワタシとしたことが…← 消しましたんで安心してください← ほんまですか(*ﾟﾛﾟ)!! よっしゃキタぁぁぁあッ！！←テンション崩壊 (2013年11月7日 17時) (レス) id: afdb06e1d0 (このIDを非表示/違反報告)
椿綾音(プロフ) - 琉乃さん» 結末を言っちゃだめだ！！爆笑 消してもらえると助かる笑 アップします(*^^*) (2013年11月7日 15時) (レス) id: c7730cc97c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：綾音
| 作者ホームページ：http://s.ameblo.jp/midnight-taboo/
作成日時：2013年10月26日 17時
