たい焼き論争【五条悟】 (ページ2)

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たい焼き論争1回目ページ2

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「おーい、たい焼き買ってきたぞ」

共用スペースで傑先輩とテレビを見ていたら、任務から帰ってきた五条先輩が現れる。

『え、本当ですか？何で急に？気持ち悪い』

「任務の帰りにたい焼き屋あったから寄っただけ」

『私抹茶で』

「聞いてねーな」

傑先輩とすぐに手を洗いに行き、「ありがとうございます」と一応五条先輩にお礼を言いいながら早速口にいれる。

『んまっ』

「まだできたてだね」

抹茶とたい焼きの皮が絶妙に合って美味しい。本当にたい焼きは素晴らしい。世界を救うと思う。

それに、傑先輩が隣にいる空間でたい焼きを食べるとか、ただのご褒美でしかない。

「お前たまには尻尾から食べろよ」

楽しんでいたところに水を差してくるこの人。

…いつものことだけど。

『嫌です。こだわりがあるんです。先輩にはわからないと思いますけど』

「さくさくした尻尾から食べるのが基本だっつーの。」

『面倒臭い男は嫌われますよ』

「あ？なんつった」

「まぁまぁ。ほら、A。私の苺味ちょっと食べる？」

いつもながらのたいやき論争が始まり、ヒートアップしそうなところで止めてくれる傑先輩。

『(ん！？)』

苺も美味しそうだ！というかイケメンが苺って！心臓に悪いギャップだ！！

『食べる！』

「うっぜ」

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