［完］愛しています、悟さん。【五条悟】 (ページ7)

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9.稽古ページ7

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「近接戦闘に関しては悠仁は頭一つ抜けてると思うよ。今覚えるべきは、呪力のコントロール。そして、呪術に関する最低限の知識だね」

皆様おはようございます。

私たちは今、悠仁くん強化のため皆んなにはバレないようひっそりとした地下室で特別授業を行なっております。

悟さんの説明が始まるや否や、ニコニコと微笑む悠仁くん。

「どうしたの？」

「いや、やっぱ修行つけてもらうなら五条先生がいいと思ってたから嬉しくて」

エヘヘ、とさらに笑顔になる悠仁くん。なんて健気な子だろう。

『それは同感です』

「あらま、嬉しい」

「…俺は弱くて誰も助けらんなかった。それどころか伏黒とAを殺しかけた。今のままじゃ伏黒と釘崎、なんならAにも顔向け出来ねぇよ。

強くなりたい。“最強”を教えてくれ」

『悠仁くん…』

彼の決意はヒシヒシと伝わり、少年院での任務はやはり皆んなに影響があったことを実感する。

私も負けていられない…！

「フッフッ、お目が高い」

「先生自分で最強って言ってたけどね」

悟さんがよく言っている言葉。

“大丈夫、僕最強だから”

誰も突っ込まないのは、本当にその通りだから。

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