37 ページ38
ﾊﾟｯﾊﾟｸﾞ「確かにトビウオは魚人よりも速ェ魚だ」
飛び込んだケイミーを見送って、パッパグが言う。
海中のトップクラスの速さに位置するトビウオ。しかし、そのトップクラスの頂点に立つ種族こそが人魚だと。
ﾊﾟｯﾊﾟｸﾞ「この広い世界の海において、人魚の遊泳速度に敵う者はいねェ！」
豪語するパッパグに、そんなに速いのかとルフィが感嘆する。
ﾊﾟｯﾊﾟｸﾞ「ボーッとしてなきゃ誰かに捕まる様な種族じゃねェんだよ！本当は！だからそんな死にそうなほど青い顔で心配すんな！」
パッパグと目が合い、Aは大丈夫なの？と心配そうに首を傾げた。
ﾅﾐ「ん！？あれ何！？」
海に気を取られていると、いつの間にかサニー号の上空が巨大な影で覆われていた。
ﾌﾗﾝｷｰ「巨大船の錨か！？デカ過ぎる！」
「照準“麦わらの海賊船”！」
トビウオで運んできた巨大な錨を、サニー号に落とすつもりの様で。
直撃すれば、流石に船が沈められてしまう。
焦る一同だったが、フランキーはウソップに船首付近で待機する様指示すると、舵を取った。
ﾌﾗﾝｷｰ「緊急回避！秘密兵器！チキン・ボヤージ！」
グルグルと船首の立て髪が勢いよく回り始めると、錨が落とされる。
「「「！！？」」」
「えーーー！？」
「避けられたァーーー！！」
強い風を起こし、サニー号はバックすると、見事に落下した錨を避けた。
『サニーすごーい！！』
不安そうな顔一変、いつものようにはしゃぐAを見て安心したように息を吐くゾロ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 453人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
くるくるしっぽ(プロフ) - 初コメ失礼します！ローとの絡み最高、、、帽子いいなぁ！！ (2月21日 14時) (
レス) @page47 id: 5e41d63474 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - とてもおもしろく、毎日の楽しみにしています。主人公が大切に愛されているお話にほっこりします。 (2月18日 20時) (レス) @page50 id: 6f87c91810 (このIDを非表示/違反報告)
海軍 - キリが悪くも適当すぎてもありません｡書き直さなくても大丈夫です🙆少女がルフィ達と出会う前の話はテスト期間中の中､考えるのは大変だと思います😌頑張って下さ🙋 (2月18日 19時) (レス) @page50 id: b50fc2d394 (このIDを非表示/違反報告)
ピュア マン マン - 最高です!!、毎日の楽しみはこれだ!!ッと言うほどこの作品神です!!自分のペースで、更新頑張って下さい!!ｏ(･д´･ )ゞ応援してﾏｯｽ♪ (2月4日 19時) (レス) @page16 id: 3035edc47e (このIDを非表示/違反報告)
CoCo0(プロフ) - とても面白いです！夢主ちゃんの無邪気で可愛い様子がよく書かれてます。更新頑張ってください！ (2月4日 9時) (レス) id: 438e32f130 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：プラス. | 作成日時：2024年1月29日 23時
