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ｸﾏ「ウルススショック」
強大な風圧が自分を襲い、途端に体が吹き飛ばされ、視界が遮られる。
『みんなーー！！』
叫んだAの姿を、くまはしっかりとらえていた。
ｸﾏ「特定保護指定生物A、確認」
くまはものすごいスピードでAを掴み、爆発の影響を最小にする。
『離せ！！』
しっかりと意識のあるAを、くまはその場に降ろした。
ｸﾏ「軽傷、重症、あり。無傷での保護を命じられているため、この場での保護は不可能と判定」
訳のわからないことを言ってくまはルフィの元へと歩き出す。
『みんな！！ルフィくん！！』
立ち上がって走り出そうとしたAは、自身の右足の痛みに耐えきれずばたりと倒れ込む。
『いだいっ…』
吹き飛ばされた際にどこかにぶつけて折れたのであろう右足は、赤黒く腫れ上がっていた。
涙目になりながら人生初めての骨折を唇をかみしめて堪える。
ルフィに手をかけたくまを見て、再び立ちあがろうと試みる。
『ルフィくん！！起きて！！』
その目の前をゾロが横切った。
ｿﾞﾛ「獅子歌歌！！」
斬ったくまの左肩からは機械が顔を覗かせていた。
ｿﾞﾛ「フランキーと同じ、サイボーグか…？」
ゾロめがけてビームを放つくまに足を引きずって近寄ろうとするも、途中でまた転んでしまう。
『ゾロ！！』
Aの声に気づいたゾロは彼女を振り返って叫んだ。
ｿﾞﾛ「来るな！！」
ニヤリと笑ったのはAに安心感を植え付けるためか。
それが逆に彼女を怖がらせていることも知らず、ゾロはくまと向き合う。
『ゾロ…』
ｿﾞﾛ「身代わりのこの俺の命一つで、勘弁してもらいてえ！」
そう言った彼の姿に、Aは堪えていた涙が溢れ出す。
『やだ！ゾロ！だめ！』
何よりも一味のことを考えるゾロに必死に近づこうとするが、足の痛みがそれを叶えてくれない。
3歳児にとって、骨折とはどれほどの痛みなのだろうか。
ましてやそれをほったらかし、目の前で仲間が敵に命をくれてやると言っている。
ｿﾞﾛ「ルフィは、海賊王になる男だ！」
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くるくるしっぽ(プロフ) - 初コメ失礼します！ローとの絡み最高、、、帽子いいなぁ！！ (2月21日 14時) (
レス) @page47 id: 5e41d63474 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - とてもおもしろく、毎日の楽しみにしています。主人公が大切に愛されているお話にほっこりします。 (2月18日 20時) (レス) @page50 id: 6f87c91810 (このIDを非表示/違反報告)
海軍 - キリが悪くも適当すぎてもありません｡書き直さなくても大丈夫です🙆少女がルフィ達と出会う前の話はテスト期間中の中､考えるのは大変だと思います😌頑張って下さ🙋 (2月18日 19時) (レス) @page50 id: b50fc2d394 (このIDを非表示/違反報告)
ピュア マン マン - 最高です!!、毎日の楽しみはこれだ!!ッと言うほどこの作品神です!!自分のペースで、更新頑張って下さい!!ｏ(･д´･ )ゞ応援してﾏｯｽ♪ (2月4日 19時) (レス) @page16 id: 3035edc47e (このIDを非表示/違反報告)
CoCo0(プロフ) - とても面白いです！夢主ちゃんの無邪気で可愛い様子がよく書かれてます。更新頑張ってください！ (2月4日 9時) (レス) id: 438e32f130 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：プラス. | 作成日時：2024年1月29日 23時
