ゾロが子供を拾ってきた3

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ｿﾞﾛ「この島には誰がいるんだ？」




「モリア…モリアという男だ」




その名に反応したロビンが、ゲッコー•モリアは王下七武海の1人だと教えてくれる。




『七武海…？』




なんだっけそれ、と首をひねるAの横で一味はどんどん話を進めていってしまう。




力になるぜ、となぜか泣いているフランキーに担がれながら訳のわからぬまま進んでいくA。
______________



屋敷の中の誰もいない部屋につくと、壁から生えた豚が喋り出した。




「歓迎してやれ！客人たちを！！」




豚がそう叫んだ途端、絵画からゾンビが出てきたり、シロクマのカーペットが動き出し、一味に襲いかかってくる。




そいつらをボコボコにしていく一味をただ眺めるAには、誰も攻撃しない。




豚から話を聞いた後になって、サンジがいないことに気づく。




『サンジくん…？』




くすくすと笑うゾンビを見て、ちょっとだけ残念がるルフィもゾロ。




ｿﾞﾛ「惜しい男を無くした」




ﾙﾌｨ「サンジなら、大丈夫だろ」




豚を持ってとりあえず勘で進むことにした一味。






ｿﾞﾛ「おいA」



『なぁに？』



ｿﾞﾛ「さっきから気になってたんだけどよぉ…」



『うん？』




歩きながらおもむろに口を開いたゾロはAを見下ろしながら不思議そうに聞いた。




ｿﾞﾛ「鬼って、ゾンビの仲間なのか？」




『…えっ？』




ﾌﾗﾝｷ「そういえば、やけに仲良さげだったなぁ」




ﾛﾋﾞﾝ「Aにだけは、襲いかかってこなかったわね」




『いや…え…？』




ｿﾞﾛ「わかるわけねえよな…」




自分でわけわかんなくなるAを見て、まぁいいやと諦めるゾロ。

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