私は貴方達に懺悔する (ページ8)

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「あら、貴方は新しいサバイバーかしら？」

中庭に行くと急にドレスをまとった女性に話しかけられた。

「そうなの‼ハンターさん達は今はどこにいるの？」

エマちゃんがそう聞くと、ドレスの女性はふふっと笑って

「今日は珍しく全員でお茶会をする予定なの。貴方、運がいいわね」

作法というべきか、座り方もきれいで、上等階級の人なんだろう。

そこからは、少しずつ人が集まって来た。

人と呼んでいいのか怪しい人が何人かいるが自分が気にするのは失礼だろう。

邪神に魔女といった、明らか人じゃない人たちもいて興味深い。

「あとは、白黒さんだけなの」

「あと一人、来るの？」

そう聞くと、エマちゃんはいたずらっ子のように笑って

「正確には二人なの」

と言った。

二人……どういう意味だろう？

そんなことを考えていると、後ろから声がした

「すみません。遅れました……」

振り向くと、黒い傘(あの傘)を持った白い男性(謝必安)が立っていた。