私は貴方達に懺悔する (ページ39)

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・ページ39

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イソップ・カールは笛吹きの日記を開いた。

特にこれという事も書かれていない、

ただその日あった事を書き連ねられているように感じられる。

次に彼は彼女の外在特質のページを開いた。

自分が、確認したものの詳細なことが書かれている。

そんな中、彼は一つに目が付いた。

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４、××心
彼女には××心が足りていない。
ロケットチェアの発射速度が25％上昇し、自己回復速度が30％低下する。

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そんな一文。

そこで彼は納得した。

ロケットチェアの発射速度の異様な早さ

この特質のせいだと納得がいった

彼はその先のページ手を掛けた

チラッと笛吹きを盗み見る

笛吹きは未だに遠くを見ていて目が合わない

彼はゆっくり次のページへ進んだ

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１，はじめまして

きっと、この時だ……運命の輪が回り始めたのは……

女の子の日記１；お父さんの仕事の都合でお引越しをしました。どうやら、お母さんは付いてこれなかったようです。近くの家には同じ年の男の子が二人いました。仲良くなれるかな？

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「……へぇ」

彼の小さな呟きは誰かに拾われることはなかった