私は貴方達に懺悔する (ページ19)

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「というわけで、Aのお世話係が決まったの」

お世話係って色々教えてくれる人って話だっけ？

「エマもまだ知らないけど……」

そう言いながらエマちゃんは手にもっている、紙を開いた。

どうしたのかな？

エマちゃんは紙を開くと、驚いたように固まってしまった。

「あ～えーっと……。それじゃあ発表するの!!」

一体どうしたんだろうか？

「Aのお世話係は……イソップ君なの～」

イソップ君？

それを聞くと、飲んでいたものを吹き出す人

急に噎せ返る人

大笑いし始める人など様々な反応があった

「ってことだから、二人ともファイトなの!!」

ファイト？どういうことだろう？

「でも、不思議なの……」

「どうして？」

すごく疑問に思った。

そんなにおかしなことなのだろうか？

「普通、お世話係は荘園主が決めるの。

　それ自体は今回も例外はないの。

　でも、荘園主は新しいサバイバーと相性の良い人をお世話係にするの。

　今回、Aのお世話係はイソップ君になったけど

　イソップ君は社交恐怖症なの。

　だから、そんなに相性が良いとは言えない気がするの。」

すごく丁寧な説明だったな。

でも

「多分大丈夫だと思う……から、そんなに考えなくてもいいと思う」

そう言うと、エマちゃんは不思議そうに私を見た

大丈夫。メイワクは掛けないから