私は貴方達に懺悔する (ページ11)

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その後は、ハンターさん達のお茶会にお邪魔させてもらった。

ハンターの人達とはそれなりに仲良くなれたと思う。

「また、お話しましょう。A」

「はい。楽しみにしています。」

最後にマリーさんとまたお茶をするという約束までしてしまった。

「ここがAの部屋なの。

　えっと、右隣がカールくんで左隣がヘレナちゃんなの。

　困ったら取り合えず左隣のヘレナちゃんを頼るの。

　カールくんは社交恐怖だから、あまりズケズケいっちゃダメなの」

部屋の場所と注意(？)を伝えて、庭の手入れをすると戻っていった。

部屋の鍵は手紙の封筒の裏についていた。

部屋は狭くもなく広くもない一室だった。

ベッドと机、椅子、大きな姿見は常備品のようだ。

部屋を見渡すと、部屋の中に入って中から鍵を閉める。

ゆっくりベッドに横たわり、普段の表情に戻す。

一日中笑顔を作るのはさすがに辛い。

それに、二人がいるとは思っていなかった。

疲れた……

すごく、つかれた……

大きな姿見は虚ろな瞳をした、生気が全く感じられない少女を映していた。