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ninth ページ9

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「っ、なにすんの!?」


広臣「…こうして欲しかったんじゃねーの?」


「そんなわけないでしょ!」


広臣「ふーん…じゃあ、今の嬉しくなかったんだ」


「当たり前でしょ、好きでもない奴に…っ」








嬉しいはずなのに…すごく悲しい


だって、あの子にもしてることだから


彼女にしてることをただの知り合いの私にして


しかも私は元カノで


そして私はまだ忘れられないのに…辛い


泣いちゃいけないのに、視界が涙で歪んでく







広臣「っ…悪ぃ、やり過ぎた」


「もういいっ、だからさぁ…今日は消えて…泣」


広臣「わかった…ここでいいよ」


「…今の、なしでいいから…もうやめてよね…」


広臣「…ごめん」







何がごめんなの?どうして謝ったの?


謝るぐらいなら、最初からしなきゃいいのにさ


涙は拭いても拭いてもとまらなかった


玲於君にLINEをしてもらいながら皆を送った


やっと皆送り終わって家に帰ると


ドッと疲れが襲ってきて、着替えないでそのまま


深い眠りに落ちていった








_次の日





pppppppp



「ん〜…何時…って、えぇ!?」








なんと、現在朝の8:48


今日は9:30から早速ヘアメイクあるのに!!


半泣きで急いで準備をする


髪の毛は…ボッサボサだけどいっか!!


適当に巻いた後、ひとつにまとめてゴムで縛った


そして、少し香水の匂いが残る車に乗り


事務所に向かった







「っ…遅れました!!」


裕太「おぉ、遅かったな〜」


涼太「昨日、皆のこと送ってくれてありがとね」


「いえ、皆さんの力になれてよかったです」


玲於「あれ、今日は敬語」


「あ…ホントだ笑」


龍友「もうとれとるやん笑」


メン「ごめんね、俺めちゃくちゃ重かったしょ」


「いえいえ!筋肉すごかったです笑」







皆の空気があたたかくなって、ホッとする


今日のスケジュール教えて貰わないと








HIRO「Aちゃん、今日遅刻したの?笑」


「本当にごめんなさい…初仕事なのに」


涼太「Aちゃん、昨日送ってくれたんです」


メン「俺ら1人1人運んでくれたらしいんです」


HIRO「いやいや、怒ったりしないよ?笑
ただ、ちょっと心配になったからさ笑…大丈夫?」


「大丈夫です、ご心配おかけしました!」


HIRO「うん笑…じゃあ、初仕事頑張ってね!」









いやー、やっぱりHIROさんは大人だな


GENEも同じこと考えてたのかHIROさんの背中を


ボーッと見つめてた

終わり ログインすれば
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作者名:佐野ちゃん | 作成日時:2017年3月15日 20時

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