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第五十六訓 ページ8

塾が終わり、二人の生徒を残して塾生が家に帰っていく。高杉と桂も帰ろうと門の方へ足を進めるが、銀時は制止の声をかけた。

その様子を松陽とAは縁側から眺めていた。

「…そういやぁ、松陽。知ってるか?最近出廻ってるここの噂」

「噂?」

「…何やら国家転覆を図るため反乱分子を育成してるって囁かれてるらしい。ロリコンどころか反逆者の親玉にされてるみたいだぜアンタ」

「なるほど、だから最近買い物に行くと注目のまとだったわけですか。いやぁ親切に果物や野菜をタダでくれるなぁとちょっぴり喜んでたんですがね」


松陽の回想の中では、道行く人全てが蔑んだ目で松陽を見つめ、野菜や果物を投げつける町民の姿。そんな中投げられたものを瞬時にかわし、笑顔で手中に納めている松陽だった。


「…いやいやいや!!それ完璧はぶられてるぅぅぅぅ!!!どっからどう見ても好意的に見えねぇよ!!!」


「タダで野菜や果物をくれることに嬉しくって〜」

「街の人の目見て!!チョー睨んでんじゃん!!!まるで親の敵でも見てるような目じゃん!!」


ゼーハーとツッコミに疲れたのかAは肩で息をしている。反対に松陽は微笑みながらAの背中をさすっていた。


「…ハァッ、…もしかしたら役人が動くかもしんねぇ。なんか手打たねぇとここ無くなんぞ」

「そうですねぇ、明日で閉塾にしましょうか」


あっけからんといいのける松陽にAはぎょっとした。


「い、いいのか?俺を脅すほど塾にこだわってたじゃねぇか」

「脅したなんて人聞きの悪い。私がそんなことをする分けないでしょう」

「1話から見直してみろ、あれ絶対脅してるだろ」

「まぁ、塾より子供たちの安全の方が優先です。私のせいで怖い思いをさせるわけには行きません」

「…安心しろ、アンタの黒笑でもう怖い思いしてるから。トラウマもんだからねあれ」

「あれは教育的指導です」

「ハードすぎる!!!」

二人が話している間屋敷の周りには黒い影が蠢いていた。

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ジャンプ大好き娘(プロフ) - ミリアさん» 返信ありがとうございます!!!お気遣いありがとうございます!!!大変時間がかかると思いますが、リクエスト&更新頑張らせていただきます!!! (2017年8月9日 23時) (レス) id: a08f40c909 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - 検討してくれてありがとうございます楽しみにしてます無理はしないでくださいこれからも更新頑張ってください応援してます。 (2017年8月7日 17時) (レス) id: e3c7f73b1f (このIDを非表示/違反報告)
ジャンプ大好き娘(プロフ) - ミリアさん» コメント&リクエストありがとうございます!!!大好きと言っていただけて感謝です!!!そして初めてリクエストを頂き少々手が震えております。Kの方は申し訳ありませんが、知らないため作成することは出来ませんが、リボーンの方少し検討してみます!!! (2017年8月6日 23時) (レス) id: a08f40c909 (このIDを非表示/違反報告)
ジャンプ大好き娘(プロフ) - マヨさん» コメントありがとうございます!!!そんな…面白いだなんて。゚∵( TДT)∵゚そんな嬉しいこと言ってくださるなんて感激です!!!精一杯頑張らせていただきます!!! (2017年8月6日 23時) (レス) id: a08f40c909 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - すごく面白かったです大好きな作品になりました続きがすごく楽しみですもし他の作品を作る予定なら銀魂の作品でアニメKかリボーンの世界にトリップした銀時か高杉の姉か妹の作品が読んでみたいです説明が下手ならすみませんこれからも更新頑張ってくださいね。 (2017年8月6日 14時) (レス) id: e3c7f73b1f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ジャンプ大好き娘 | 作成日時:2016年7月12日 0時

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