君がいたから☆*: (ページ7)

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貴女side ページ7

階段を登って来たのは【柊生】だった。

貴｢あ、あ、あ、と、とーいじゃん…！｣

柊｢う、うん笑そうだけど｣

なんで今授業を受けていない。
なんで階段を登ってきた。
なんでそんな自然なんだ。

なんでここにいる。

そんな疑問が頭からわんさか出てきた

柊｢ってかお前なんでここにいんの？｣

貴｢あ、あの今日の朝階段で転んで、保健室に向かってる…って感じ…。｣

久しぶりでなんか普通に喋れない。

柊｢あっそ。…超絶腫れてんじゃん。歩ける？｣

私は声が出ずただ首を横に振った。

柊｢だよな笑笑ほい！おいで？おんぶしてあげる。早く！｣

何言ってるのかな。この方。

貴｢は？え？い、いいよ。自分で行けるし…｣

柊｢ふーん。じゃあな。｣

ほんとに行っちゃうんだ。

あの日みたいに助けてくれるかと思ったのにな。