元科学者ちゃんは悪魔のお孫さんです！！3【魔入りました！入間くん】

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入間｢あ、ごめんね｣


そんな中、後ろでは


｢イルマ？｣


｢特待生の？｣


と女子生徒達で話していた。


｢あっ知ってる！

Aちゃんは
神様から出向かれて神様の所望で使い魔にして、
谷の猛獣にまで懐かれる、
才色兼備の美少女。

それに比べて入間は教師侍らせて
谷の猛獣を操り同級生を襲ったっていう！｣


Aに関してはいい噂しかないのか…(((


仕方ない可愛いから()


入間｢う”う”んっ、びっ微妙に脚色されてる…！！｣


A｢あたしの場合は微妙どころか大分脚色されてるわ…()｣


Aのその言葉に入間は(本当の事なんだけど…)と思ったが、心の中に収めておくことにした。


｢え〜でもぉ、
位階は“1(アレフ)”でしょ？｣


女子生徒がそう言うと、


｢じゃあいいわ！｣


｢はい、どいてどいて｣


｢問題児クラスってどんな感じですかぁ？｣


｢｢4(ダレス)｣のバッジ素敵！｣


｢Aちゃん、お肌綺麗！
すべすべもちもち！｣


Aも元は”1(アレフ)”だったが…


この扱いの差…(((


クララ｢ちがうよー、入間ちやAちはこの前｢2(ベト)｣になったんだよ｣


クララは女子生徒達が入間を気にしない理由の1つでもある位階の事を訂正する。


女子生徒達は｢え｣と声を合わせ、
入間の胸元を見る。


｢わっ、ほんとだ！｣


そして入間に手を差し伸べ


｢私ったら早とちりで…ごめんね！｣


と言う。


“1(アレフ)”と“2(ベト)”の扱いの差…(本日2回目)(((


｢でも凄いわね、
もう｢2(ベト)｣に上がるなんて！｣


｢こっちきて一緒に喋ろ！｣


｢よく見たら可愛い顔してるね！｣


いや、よく見なくても可愛い顔してるよ入間くんは(((


入間は困惑し｢えっえっと…｣と声を上げるが、
その瞬間サイレンのような音が鳴り響いた。


A｢なんの音かしら…？｣


ちなみにAは平常心に見えるが、
驚きすぎて、びっくりするくらいすごい勢いで飛び退いていたが、
入間は見なかったことにしたらしい(((


｢やばっ、早く、早く行こっ！｣


｢うん！｣


女子生徒達は｢バイバイまた今度ー！｣と行って走っていく。


A｢め、メリハリが凄かったわね｣


アズ｢まったく、入間様に対して失礼な！
まぁ｢1(アレフ)｣と思っていたなら仕方ありませんが…｣


入間｢えっ｣


アズ｢？何か？｣


アズは入間に尋ねるが、
入間は改めて位階の大事さを自覚したのだった。

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