1話 ・ ページ13
そしてアスモデウスは2人を指差して
アリス｢先の挨拶…
君達が抜擢されたのは明らかに理事長の依怙贔屓だ！
呪文も理事長の入れ知恵のパフォーマンスだろう！
私は…実に悔しい…！｣
と言い放った。
そんなアスモデウスに2人はビクビクしながら話を聞く。
そしてアスモデウスはギリッと歯を食いしばりつつ
話を続けた。
アリス｢せっかく…
せっかく今日のために制服も新調したというのに…っ！！｣
悔しそうにするアスモデウスに
2人は(謝った方がいいだろうか…)と申し訳なくなる。
アリス｢晴れ舞台を汚された私には…
君が優秀な悪魔なのか確かめる権利がある！
なぁ！？｣
アリスがそう言うといつの間にか集まっていたギャラリーが盛り上がり始めた。
A｢い、いつの間にこんなギャラリーが…！！｣
アリス｢僕が呼んだ。
さぁ、この衆人観衆の下…
私よりも実力が上だということを証明してみせろ！
その身をもって！！｣
そう言い、2人に火球を投げてきた。
｢中庭で首席と特待生2人が殺 し合いだってよ！｣
｢面白そう！どっちがﾀﾋぬかな！？｣
誰が聞いても物騒なワードを並べる観衆。
中庭で殺 し合いをしているのにもかかわらず、
呑気にしていられる観衆の気が知れないのは私だけなのだろうか()
｢おーやってるやってる｣
ワイワイと騒がしくなってきた周囲。
｢流石アスモデウス！
火球をあんなに操れる新入生はいねぇよ！
特待生の方は風下だし隠れる場所も少ない、
自分に有利な条件で公開処刑ってことか！｣
｢エッグーイ！
痺れるぜ！｣
｢いや、でもさぁ…
全然当たってなくね？
(名前)の方なんか1歩も動いてねぇじゃねぇか｣
そう、入間は避け続けているし、
アスモデウスは火球を投げ続けている…が、
Aは1歩も動かなかったのにも関わらず、
かすりもしなかったのである←
A｢………(豪運すぎるわよね…これ、
避けた方が良いのかしら…？
でもあたしの方に飛んできたら目の前でターンしていくし…
まぁいいか…)｣←
遠い目をしながら顎に手を添えて考えるAを見て動揺しまくる観衆＆アスモデウス＆入間。
入間はAが異常に運がいいと聞いたが、
さすがにここまでとは思っていなかったらしい。
2人はゼェゼェと息切れしながら
アリス｢なんっ、きっ、貴様ら…
何故当たらない…！？｣
入間｢すっ、すみまっ、すみません…｣
A｢ご、ごめんなさい…｣
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ねこたぴ_Nekotapi(プロフ) - 千千さん» ありがとうございます！！！最近ちょっと魔入間熱が冷めちゃってるので続きが書けていませんがこれからも応援してもらえると嬉しいです！！ (7月15日 13時) (
レス) id: c7b89acf77 (このIDを非表示/違反報告)
千千 - 初コメ失礼しますっっっ本当に最高です‼️これからも頑張ってください‼️ (7月15日 13時) (レス) @page23 id: 60a847cabd (このIDを非表示/違反報告)
ねこたぴ_Nekotapi(プロフ) - 暁さん» ほんとだ…ありがとうございます！！！！ (6月20日 12時) (レス) id: c7b89acf77 (このIDを非表示/違反報告)
暁 - 7話のサブノック回想シーン、「悲願」が「彼岸花」になってますよ！ (6月20日 12時) (レス) @page49 id: 1fc9dc00b9 (このIDを非表示/違反報告)
Ｋ.nizika(プロフ) - 了解ですぅぅぅ！更新頑張ってください！ (2022年11月22日 17時) (レス) id: aff905d789 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ねこたぴ_Nekotapi | 作者ホームページ：無し
作成日時：2022年10月27日 1時
