流れ星の願いゴト。 ページ19
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結局、昨日は当たり障りのない話をして終わりやった。
でも帰り際。
「あ、そうやライン交換せえへん?」
「ライン...?」
「そ!同い年、同じ学校、同じクラス。もーこれは神様のいたずら...いや運命としか思えへん。それに俺お礼したいねん。」
「お礼...?そ、それならこれでええよっ...。僕ラデュレのパン好きやのに買いに行ったことないから買いたくて、でもやっぱりダメやった。流星くんがお釣り持ってきてくれて僕すごい嬉しかったし。(( あーそうやなくて。
え?」
「それはラデュレの店員として、お客さんとして神ちゃんにしたこと。俺はー...友達としての話をしてんねん。」
「え?友達?」
「え?笑 友達になりたいから俺神ちゃんにライン聞いてるんやけど笑」
「あっ...あぁ。ええよっ...」
僕はラインの画面を見せたくなくて、流星くんにQRコードを出してもらってかざす。
( だって、僕のラインにはおにぃとおねぇ、妹を預けてる親戚の人たち。あ、あと花井先生くらいしか入ってない。)
見られたら、きっと変な目で見られる...。
流星くんはきっと友達多そうだから。
「おしっ、神ちゃんのラインゲット!俺のも登録しといてな?」
「お、おん。」
手の中で小さく震えたスマホ。
それは、僕の人生に新しい登場人物が増えた瞬間やった。
名前は藤井流星くん。
流れ星か。
ねぇキミは僕の願いゴトも叶えてくれる?
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智音 - 了解です!楽しみに待ってますね♪ (2018年10月5日 1時) (レス) id: 50152d3859 (このIDを非表示/違反報告)
智音 - 最初は題名に惹かれて覗いたんですがとても興味深い作品だなって思います。更新楽しみに待ってます。 (2018年8月4日 20時) (レス) id: 50152d3859 (このIDを非表示/違反報告)
宇宙 - ソラ -(プロフ) - 僕も大きい音が小さい時から怖いです。でも、家族はただビビりやと思ってる。本当に怖いのに。だから、こうやってお話にしてくれるってすごく嬉しいです。こういう人がいるってことをもっと多くの人に知ってもらいたい。 (2018年7月9日 21時) (レス) id: 731ef0547d (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - 本当に素敵なお話。最後まで読みたいです。 (2018年7月1日 7時) (レス) id: c2b8ec0f7f (このIDを非表示/違反報告)
みなみ(プロフ) - 続き、楽しみにしています。 (2018年6月16日 15時) (レス) id: f5b192b4ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:えな x他1人 | 作成日時:2018年3月8日 1時