◆013◆ Pink Elephant ページ13
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「小瀧ー？」
「はいはい、おまたせ！」
小瀧さんの部屋は、桐山さんとは違って檻みたいな鉄の柵がついた部屋でコンクリートの床の上から木のベニヤがはめられていた。
「あーさぶかった笑」
「すぐ服着らんからや笑」
「自業自得やなー笑」
「ひっど！もっと心配してくれてもええやん！」
「ええからはよー自己紹介せー笑」
二人の後ろにいた私は、重岡さんに肩をつかまれてベッドに腰掛けていた小瀧さんの前に出された。
「えーっと、、、蛇おん((そのくだりもうええわ！
あはは笑 ちゃんと名前知ってますよ笑
椿さんですよね？」
「はい！蛇女のパフォーマンスさせてもらってる椿です。」
「俺はpink elephant 小瀧、よろしく！」
「象さん。。。」
「さっきチラッとみえたやろ？笑」
小さく頷くと、小瀧さんはスエットをまくって足を見せた。
「まぁ、見たら早いかな？こんな感じに肌の色がつぎはぎで象みたいな色してんねん。まぁー気持ち悪いよなー。」
小瀧さんはそう言って、めくっていたズボンを直してニコッと笑った。
「今決まってるのはここにおる俺ら三人。それぞれ違うとこから淳太くんのスカウトでここに集められて来たってわけ。」
「なるほど、、、。」
「あーあ、流星も一緒やったらよかったのにな」
小瀧さんのその言葉に重岡さんと桐山さんも遠くを見つめる。
その瞳は、まるで大事な人を置いてきてしまった悲しみを映しだしているようだった。
それが、私が見た彼らの初めての悲しい顔でした。
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しおん(プロフ) - 続きが気になります！頑張ってください！ (2017年12月2日 1時) (
レス) id: ebf0c0cd2c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えな | 作成日時：2017年11月30日 10時
